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ホームページ改修の進め方|中小企業が失敗する前に知る部分改修と作り直しの判断基準

『今のサイトの古くなった部分だけを直したい』 『どこまでが改修で済んで、どこから作り直しになるのか分からない』
自社のホームページを見直す際、どこから手をつけるべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
失敗を防ぐためには、部分改修で足りるか作り替えが必要かを先に判断し、依頼範囲から公開後の更新体制まで見据えて進めることが大切です。
本記事では、自社サイトをWordPressからNotionとAIで管理する形へ移した経験を持つ株式会社INFLUの中野匡浩が、ホームページ改修の進め方と判断基準について解説します。
本記事の要点は次の3つです。
- サイト全体を維持したまま一部を直すのが改修
- 目的と直す範囲を決めないと、直し続けになる
- 公開後の更新体制まで含めて進める
ホームページの改修とは?更新・リニューアルとの違い
ホームページの改修とは、サイト全体の骨格は維持したまま、一部のページや機能、デザインを直す作業のことです。
ドメインや主要なURLを変えずに、直したい箇所に絞って進められる点が特徴です。
一方で、根本的な構造の問題までは解決できないため、目的に合わせた対応方法を選ぶことが大切です。
更新・改修・リニューアルの違い
ホームページの変更方法は以下の3種類です。
- 更新:文言や画像、お知らせなど既存の構造のまま中身を変える
- 改修:特定ページや問い合わせへの導線、一部のデザインを直す
- リニューアル:サイトの構成や導線ごと全体を見直す
目的の規模に合わせて、どの手法を選ぶか検討してみてください。
リニューアルの詳細と進め方
サイト全体の構造や更新システムから作り変える場合は、リニューアルにあたります。
どこから手をつけるべきか、具体的な手順を確認しておくとスムーズです。
リニューアルの費用や進め方まで確認したい方は、下記の記事をご覧ください。
ホームページリニューアルの進め方|中小企業が失敗する前に知る目的・進め方・選び方influhp.com
改修で直しやすいものと限界
改修で直しやすいのは、表層的な文言や画像の差し替え、特定のページのレイアウト変更などです。
問い合わせフォームの項目追加や、ボタンの配置を変えるといった作業もスムーズに進められます。
しかし、更新システム自体が古くて使いにくい場合や、スマートフォン向けの表示が根本的に崩れている場合は、改修で直せる範囲を超えています。 ちょっとした変更でも毎回制作会社の対応待ちが発生するような状況も、改修だけでは解決が難しくなります。
部分改修で足りるケースと作り替えを検討するサイン
部分改修で十分かどうかは、見た目の新しさよりも、日々の運用がスムーズに回っているかで判断します。
公開後の情報更新や改善のサイクルが止まっていなければ、改修で目的を達成しやすいでしょう。
逆に運用自体に無理が生じているなら、根本的な作り替えを考えるタイミングです。
部分改修で足りる例
特定のページだけ情報が古くなっている場合や、問い合わせへの導線を少し強化したいだけの場合は、部分改修で十分対応できます。
社内外のやり取りで修正依頼がスムーズに通る状態であれば、大きな問題はありません。
作り替えを検討する4つのサイン
作り替えを検討すべきサインは次の4つです。
- 軽微な修正にも見積もりと長い待ち時間が発生する
- 保守費は払っているのに改善の提案がない
- 社内で簡単なお知らせすら触れない
- 部分改修を重ねるほどサイト全体の見た目がばらばらになる
これらの状態が続いていると、部分改修を重ねても根本的な解決にはなりません。
改修か作り直しか迷っている場合は、一緒に整理するところからご相談いただけます。
株式会社INFLUは、既存のホームページを直すだけでなく、公開後に自社で更新と改善を続けられる運用づくりまで支援しています。
改修を依頼する前に決める3つのこと
ホームページの改修を外部に依頼する際は、事前に社内の要望をまとめておく必要があります。
何のために、どこまで、誰が担当するのかを決めずに進めると、見積もりと納期だけが膨らんでしまいます。
目的と範囲を絞り込むことで、期待通りの結果を得やすくなります。
依頼前に決める3つの項目
依頼前に社内で決めておくべき項目は以下の3つです。
- 改修の目的と優先順位
- 今回必ず直す範囲と余力があれば直す範囲
- 社内の決裁者
これらの前提を揃えておくことで、制作会社とのやり取りがスムーズになります。
目的の具体例
改修の目的は、できるだけ具体的に言語化します。
例えば、問い合わせの質を上げる、古いサービス内容を最新にする、採用情報や導入事例を追加するといった内容です。
「とにかく新しいデザインにしたい」といった漠然とした理由だと、制作会社に意図が伝わらず、やり直しが増えやすくなります。
ホームページ改修の進め方(5ステップ)
改修をスムーズに進めるためには、手順を踏んで依頼内容を固めていくことが大切です。
依頼内容の言語化と社内での確認を省くと、後から手戻りが増えてしまいます。
一つひとつのステップを丁寧に進めることで、認識のズレを防げます。
直したいURLと困っていることを一覧にする
まずは、現状のサイトのどこに問題があるのかを洗い出します。
修正したいページのURLと、具体的に何に困っているかをリストアップしておきます。
現状を可視化することで、制作会社へ漏れなく伝えられるようになります。
目的・範囲・優先順位を確定する
次に、改修の目的と、今回必ず直す範囲を明確にします。
予算やスケジュールに限りがあるため、優先順位をつけておくことが大切です。
すべてを一度に直そうとせず、効果の高い部分から手をつけるのが基本です。
今の制作会社に続けるか、別会社かを決める
要望がまとまったら、現在の制作会社へ依頼するか、新しい会社を探すかを判断します。
別の会社へ乗り換える場合は、既存サイトのドメインやデータの権限を引き継げるかを必ず確認してください。
ここが曖昧なまま進めると、作業が途中でストップしてしまう原因になります。
修正素材の受け渡しと表示確認
依頼先が決まったら、具体的な修正箇所の指示と、新しい原稿や画像を渡します。
制作が進んだら、パソコンだけでなく、スマートフォンでの見え方も必ず確認してください。
お問い合わせフォームを改修した場合は、テスト送信をして正常に動くかチェックします。
公開後に誰が更新するかを決める
サイトの改修は、データが公開されたら終わりではありません。
公開された新しいページを、今後誰がどのように更新していくのかまで決めておく必要があります。
自社で回せる運用体制を整えることが、改修プロジェクトの本当のゴールです。
この順番で進めると、手戻りを減らしながら改修を終えやすくなります。
改修の期間・スケジュールの考え方
改修にかかる期間は、直す範囲や素材の準備状況、制作会社の稼働状況によって大きく変わります。
依頼内容が固まっていれば短期間で終わることもあれば、確認に手間取ると長くなることもあります。自社で無料で編集できる範囲
目安となる日数は状況次第で変動するため、事前のすり合わせが必要です。
期間を左右する5つの要素
スケジュールに影響を与える要素は以下の5項目です。
- 修正するページの数
- デザイン変更の有無
- 原稿と画像の準備状況
- 社内承認のスピード
- フォームや計測ツールの変更
必要な素材が無いまま見切り発車で着手せず、準備を整えてから進めることが大切です。
改修費用の見方
改修費用は、対象となるページ数やデザイン変更の有無、画像など素材準備の進み具合で変わります。
気をつけたいのは、目先の費用だけで依頼先を決めてしまうことです。
1回きりの改修費が安くても、次回以降の更新単価が高いと、長期的な合計額では不利になるケースがあります。
見積もりで見比べる3つの点
見積もり書を比較する際は、次の3つの点を確認します。
- 今回の改修にかかる費用
- 次回以降の更新にかかる単価
- 自社で編集できる範囲
表面的な金額だけでなく、公開後の運用にかかるコストも含めて検討してみてください。
改修依頼の出し方
制作会社への依頼内容が曖昧なほど、見積もりや納期、仕上がりのブレが大きくなります。
口頭で大まかに伝えるだけでは、意図と違うものが上がってくるリスクが高まります。
後から修正指示を繰り返す事態を防ぐため、必要な要件を文字で揃えておくことが求められます。
依頼に含める6つの項目
制作会社へ伝えるべき要件は以下の6項目です。
- 対象のURL
- 現状の問題点
- 期待する状態
- 原稿と素材の有無
- 公開希望日
- 確認担当者
これらの項目を一覧にして渡すことで、お互いの認識のズレを防げます。
依頼が重くなってきたら
直す箇所が多すぎる場合は、改修を進める前に一度立ち止まってみてください。見た目だけを直して更新できない体制を残してしまう結果
改修依頼を増やすよりも、自社で手軽に直せるよう更新体制と権限を見直すタイミングが来ています。
改修で期待できることと失敗しやすいパターン
改修の効果は、目的が明確に定まっているときに出やすくなります。
逆に、目的が曖昧なまま思いつきで部分修正を重ねると、失敗しやすくなります。
費用をかける以上、どのような結果を求めるのかを社内で共有しておくことが大切です。
期待できる効果
目的を絞った改修によって、情報の最新化や問い合わせ導線の改善が見込めます。
訪れた人が迷わず目的のページへ辿り着けるようになれば、サイト本来の役割を果たせるようになります。
失敗しやすい4つのパターン
よくある失敗は次の4つのパターンです。
- 部分改修の積み重ねでサイト全体の導線が不統一になる状態
- 素材の準備ができていないまま依頼する進め方
- 公開後の更新担当が決まっていない体制
- 見た目だけを直し、更新できない体制が残る
一時的な見栄えの改善にとらわれず、運用を視野に入れることが大切です。
WordPressで運用している場合
現在お使いの仕組みがWordPressであっても、部分的な改修は可能です。
ただし、追加機能や独自のカスタマイズが増えていると、一箇所の修正が他の機能に影響を与え、部分修正が効きにくくなります。
古いまま放置されたシステムでは、作業前に土台の整備から必要になることもあります。
根本的な見直しが必要なとき
テーマ(デザインの着せ替え機能)やプラグイン(追加機能)の更新が止まっている場合は、セキュリティの観点からも注意が必要です。
WordPress自体を作り替えるかどうかの具体的な判断基準については、運用体制を作り直す際の一つの方法として、更新システムにAIを取り入れる手段があります。
【危険】WordPressの脆弱性とは。リスクをなくすためにWordPressを使わないAIを活用したHP制作・運用も解説influhp.com
改修依頼が重なるとき:運用の再設計
サイトの更新と改善が止まる構造のまま改修を繰り返すと、費用と時間だけが増えてしまいます。
直すたびに制作会社へ依頼して待つ状態が続いているなら、根本的な仕組みを変える時期です。
管理画面を社内でスムーズに扱えるかどうかを見極める必要があります。
運用設計を見直すタイミング
制作会社との関係が良好で、更新の手順に問題が少なければそのまま改修を続けるのが適しています。
しかし、社内で簡単な修正すらできず、手配の手間ばかりがかかるサインが複数あるなら、作り替えを検討するタイミングです。
ホームページのAI化という選択肢
運用体制を作り直す方法の一つに、更新の仕組みにAIを取り入れるホームページのAI化があります。
ホームページの運用をより軽くするための具体的な仕組みについては、こちらの記事をご覧ください。、依頼待ちの時間を減らせます。
AIを活用した運用体制の詳細
Notionなどの使い慣れたツールとAIを組み合わせることで、サイト更新のハードルは大きく下がります。
専門的な知識がなくても、日常業務の延長でスムーズに情報を発信できるようになります。
公開後の更新まで自社で続けられる形を検討したい方は、下記をご覧ください。
まとめ
改修は、サイト全体を維持したまま一部を直す作業です。
進める際は、目的、範囲、進め方、公開後の更新体制の順で決めていくことが大切です。
もし改修の依頼が頻繁に重なるなら、ただ修正箇所を増やすのではなく、運用の再設計を検討してみてください。
部分改修で足りるか、作り替えが必要か、一緒に整理したい方はご相談ください。
自社サイトの運用をWordPressからNotionとAIによる管理へ移行し、更新を内製化してきた実務経験をもとに、貴社に最適なルートをご提案します。
株式会社INFLUは、既存のホームページを作り直すだけでなく、公開後に自社で更新と改善を続けられる運用づくりまで支援しています。





