2022.03.17

【タイプ別】SNSマーケティングで使える分析ツール12選!無料ツールも解説

「自社でSNSマーケティングを行っているけど何か便利なツールはないのかな」

「分析だけではなく、業務効率に繋がるツールも知りたい」

このように悩んでいるマーケティング担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか。SNSマーケティングを行う場合、効果測定をする必要があるので、便利な分析ツールがあると業務効率化がしやすくなります。

今回の記事では、SNSマーケティングで使える分析ツール12選をFacebook、Twitter、Instagramの3つのプラットフォームごとに解説します。ツールを選ぶ際のポイントについても解説しているので、ツールの比較検討を行う際にご活用ください。

1.SNSマーケティングで分析が必要な理由

SNSマーケティングを行う上で分析が甘いと、施策を改善することが難しくなってしまいます。ユーザーの反応を細かく確認せずに、ただ運用しているだけだと、ユーザーの行動や属性からヒントが得られず、改善に結びつきません。結果として思うような成果が出ないことになります。

ユーザーの行動、反応を分析することで、成果に繋がったやり取りやキャンペーンが可視化しやすくなります。可視化したデータを次の施策、キャンペーンに活かすと、さらに高い成果を出すことが可能です。

また、自社の状況だけではなく、競合他社のSNSアカウントを分析することが大切です。他社のフォロワーが増えた時間帯や要因を探ることによって、自社で施策を行う際のヒントにできます。

改善のためのヒントを得るためにも、SNSマーケティングを行う際は定期的な分析を怠らないようにしましょう。

2.SNSマーケティング分析で確認すべき項目とは?

SNSマーケティングで分析すべき項目としては下記の5つが挙げられます。

  • フォロワー数
  • フォロワーの属性
  • エンゲージメント率
  • リーチ数
  • インプレッション数

いずれの項目もSNSマーケティングで改善を行う際に必要な項目になります。ここからは1つ1つの項目について詳しく解説を行うので、SNSマーケティングでの分析を行う際のご参考にしてください。

フォロワー数

企業アカウントとして影響力、発信力を高めるためには多くのフォロワーを獲得することが大切です。フォロワーが少ないとSNSユーザーに認めてもらえない上に、情報を発信しても高い拡散力が期待できません。

フォロワーを楽に増やす方法はないので、地道に普段の投稿、SNS広告、キャンペーンに力を入れていく必要があります。繰り返し改善を行いながら運用していくことを意識し、中長期的な目線でフォロワーを増やす対策を行うのが大切です。

フォロワーが一時的に増えたタイミングがあれば、時期や原因を可視化し、後の施策に活かしてフォロワーの増加に繋げましょう。

フォロワーの属性

フォロワーの数に注目することが多いかもしれませんが、実際には性別、年齢、職業など属性の部分の把握が大切です。属性を把握しない限り、普段の投稿の方向性を定めたり、効果的な広告運用がしづらくなります。

フォロワーの属性を抽出することで、普段の投稿内容をターゲットに合わせやすくなる上に、SNS広告のターゲティングもしやすくなります。それぞれの施策の効果がさらに高まりやすくなるでしょう。

少しでも集客や購買に結びつけるために、フォロワー獲得と同時に、属性に関しても分析することを意識しましょう。

エンゲージメント率

エンゲージメント率とは「いいね!」「コメント」「リツイート」などユーザーによる反応がどれくらいあったのかを示す指標です。エンゲージメント率が低い場合は、普段の投稿や広告がユーザーから関心を得られていない証拠になります。

エンゲージメント率が低い場合は分析を欠かさないようにし、原因を可視化すると改善しやすくなります。「画像や写真に問題があった」「投稿時間がまばらだった」などの原因が考えられるので、定期的に細かく確認しましょう。

リーチ数

リーチ数は広告を表示し、閲覧したユーザーの数値です。

リーチ数が低い場合は、配信しているSNS広告に魅力がないことになるので、早急な改善が必要です。画像や写真に問題があったり、キャッチコピーが不十分だったりすることが考えられるので、チームで話し合って改善のためのアクションを行いましょう。

インプレッション数

インプレッション数はユーザーに広告が表示された回数を表します。インプレッションが低い場合は「広告の予算が足りていない」「ターゲット設定に問題がある」といった理由が挙げられるでしょう。

自社でSNS広告を配信していて、インプレッションが低い場合は広告予算を増加し、入札単価の調整をすることを心がけましょう。キーワード選定も見直し、キーワードごとの入札単価も確認を行いながら改善を行うことが大切です。

3.SNSマーケティング分析でツールを選ぶ際のポイント

SNSマーケティング分析でツールを選ぶ場合、価格のみを確認して導入を検討するのは危険です。自社でチェックしたい項目について分析できないツールを導入してしまう可能性があり、導入後に後悔する恐れがあります。

ここからは分析ツールを選ぶ際のポイントについて詳しく解説するので、1つずつ確認していきましょう。

コストパフォーマンス

分析ツールを選ぶ場合、費用を確認した上でどのような機能があるのかチェックしましょう。費用が高く、機能が不十分な分析ツールを選んでしまうと、結果的に不満に繋がってしまうので注意が必要です。

また、分析ツールはプランを選べることがほとんどです。プランごとに最大接続人数、機能の差があります。自社の状況も考慮して、最もコストパフォーマンスが高いと感じるプランを選びましょう。

チェックしたい指標を分析できるかどうか

企業によって重視する指標は異なるので、まずは自社でチェックすべき指標が分析できるかどうか必ず確認しましょう。チェックしたい指標が含まれていない分析ツールを選んでしまうと、自社で導入する意味がなくなってしまいます。

分析ツールを導入する前に、自社でどの指標を出さなければいけないのか洗い出した上で、分析ツールの情報を公式サイトで確認しましょう。気になっている分析ツールがあり、自社で知りたい指標を全て調べられるのであれば導入する価値があります。

分析メニュー数がどれくらいあるか

分析ツールによってはフォロワー数、リーチ数、エンゲージメント率など基本的な指標だけではなく、他の項目も分析できる場合があります。代表的な例として下記の項目が挙げられます。

  • 自社に合ったインフルエンサーの抽出
  • ハッシュタグのリアクション
  • 競合他社アカウントのデータ

このように自社の施策に役立つ情報について得られる場合があるので、気になったツールを見つけた場合は分析メニュー数まで必ず確認しておきましょう。

4.おすすめの分析ツール(Facebook)

Facebookでは無料で使えるFacebookインサイトを始め、Social Insight、Meltwaterなど様々なツールが存在します。それぞれのツールごとに分析できる項目や料金が異なるので、1つずつ確認を行い、比較検討する際の情報として活用しましょう。

1.Facebookインサイト

FacebookインサイトはFacebook公式の分析ツールとなっており、無料で活用することが可能です。投稿だけではなく、ページ全体やストーリーズの分析も可能なので、使いやすくなっています。

また、競合ページと自分のページのパフォーマンスを比較できるので、他社と比較した際の状況を知りたい場合に役立ちます。

Facebookインサイトで分析できる項目の代表例は下記の通りです。

  • 各投稿のリーチ、インプレッション、エンゲージメント率
  • フォロワー数の推移
  • 競合ページの人気投稿
  • フォロワー分析

基本的な項目を分析できるので、まずはこちらのツールから試して物足りない場合は、他の有料ツールを使ってみるといいでしょう。

運営会社

Meta

料金

無料

URL

https://www.facebook.com/help/pages/insights

おすすめポイント

・無料かつ基本的な項目を確認できる

・競合他社のデータも分析することが可能

2.Social Insight

Social InsightはFacebookだけではなく、Twitter、Instagram、YouTubeなど様々なSNSを分析できるツールです。1つのツールで自社のSNSを確認したいという企業に特に向いています。

Social InsightがFacebookで分析できる項目の代表例は下記のようになっています。

  • 投稿数、リーチ、インプレッション
  • ユーザーからの反応
  • 競合他社との比較調査

分析だけではなく、キャンペーンの実施、複数のSNSアカウントへの予約投稿、投稿までの承認フロー管理が可能です。SNSマーケティングを行う際に便利な機能が多く搭載されているので、使いやすい点も魅力と言えるでしょう。

運営会社

株式会社ユーザーローカル

料金

要見積もり

URL

https://sns.userlocal.jp/

おすすめポイント

・Facebook以外のSNSも分析、管理できる

・キャンペーンの実施、複数のSNSアカウントへの予約投稿、投稿までの承認フロー管理といった役立つ機能が満載

3.Meltwater

MeltwaterはFacebookだけではなく、他のSNSも一括して管理できるツールになります。競合他社、ベンチマークアカウントとの比較調査も可能になっており、自社を取り巻く状況まで把握してSNS運用をしたい会社にピッタリです。

Meltwaterで分析できる項目の例は下記の通りです。

  • 投稿数、リーチ、インプレッション、エンゲージメント
  • 競合他社との比較調査
  • ユーザーの口コミ情報
  • 過去のデータの検索
  • キーワード

炎上対策・管理機能、カスタマイズ可能なダッシュボードやレポート作成機能も活用できるので利便性の高いツールとなっています。

運営会社

Meltwater Japan株式会社

料金

要見積もり

URL

https://www.meltwater.com/jp

おすすめポイント

・競合他社、ベンチマークアカウントとの比較調査が可能

・過去のデータやユーザーの口コミ情報も分析できる

4.quintly

quintlyはアクセス解析ツールとなっており、自社・競合における分析はもちろん、SNSの分析データを自動でレポーティングしてくれます。複数ソーシャルメディアの同時モニターも可能なので、複数のSNSアカウントを運用している場合にも便利です。

quintlyで分析できる項目の代表例として下記が挙げられます。

  • ユーザーのリーチ、インプレッション、エンゲージメント
  • ソーシャルメディアのKPI測定
  • 競合他社のページ

ダッシュボードがかなり見やすくなっており、日々の分析を行う際にスムーズに確認できます。使いやすさ、見やすさを重視する企業に特におすすめな分析ツールです。

運営会社

Twitter

料金

$300~

URL

https://www.quintly.com/

おすすめポイント

・無料で使える

・正確な情報を分析できる

5.おすすめの分析ツール(Twitter)


Twitterでは下記のような分析ツールがあります。

  • Twitterアナリティクス
  • Social Dog
  • Keywordmap for SNS
  • つぶやきデスク

いずれのツールも優秀で、Twitterマーケティングの分析がよりやりやすくなるようにサポートしてもらえます。ここからはそれぞれのツールの特徴について詳しく解説するので、比較検討する際のヒントにしてください。

1.Twitterアナリティクス

TwitterアナリティクスはTwitter社が無料提供しているツールで、自社のツイートを手軽に分析できるのが強みです。正確なデータが確認できるのもメリットで、無料ながらも使いやすいツールになります。

指定期間に投稿した動画の再生数、再生率、再生時間も把握できるので、動画マーケティングを強化している企業にとっても便利です。

具体的には下記の数値を分析することが可能です。

  • ツイートのインプレッション数
  • フォロワーの情報
  • 投稿のエンゲージメント数

ただ、競合他社のアカウントやツイートは分析できないので、競合他社のTwitterも分析したい場合は「つぶやきデスク」「Keywordmap for SNS」などのツールを使いましょう。

運営会社

Twitter

料金

無料

URL

https://business.twitter.com/ja/advertising/analytics.html

おすすめポイント

・無料で使える

・正確な情報を分析できる

2.Social Dog

Social DogはTwitter分析を行うための機能が多く搭載されたオールインワンツールです。フォロワー管理、自由度の高いフィルタ機能、Twitter分析、投稿予約など便利な機能が満載なので、より充実したTwitter運用が実現します。

分析においては下記の項目を確認できます。

・フォローバック率

・フォロワーの詳細

・時間帯・曜日での分析

フォロー返し・フォロー解除の自動化、投稿予約もでき、業務効率化に繋がるのでTwitter運用を行う場合は積極的に活用しましょう。

運営会社

株式会社SocialDog

料金

Lite:無料

Lite+:980円/月(1アカウントあたり)

Pro:4,980円/月(1アカウントあたり)

Business:9,800円/月(1アカウントあたり)

URL

https://social-dog.net/

おすすめポイント

・Twitter運用に必要な機能が多く搭載されている

・業務効率化につながる機能も多い

3.Keywordmap for SNS

Keywordmap for SNSはアカウント、フォロワー、インサイトマップ、キーワードなど様々な項目を調べられるツールです。独自の機能として、フォロワーのツイートをもとにした感情判定も可能になっており、自社の施策に繋がるヒントが得やすくなります。

Keywordmap for SNSで分析できる項目の代表例は下記の通りです。

  • フォロワーの投稿キーワードや特徴語
  • ユーザーインサイトの分類結果
  • エンゲージメントの多いコンテンツ群
  • エンゲージメントの高いキーフレーズ
  • 効果の高いハッシュタグやURL

1週間無料トライアルで利用することも可能になっており、本格的に導入する前に使用感を試す際に役立ちます。初めてTwitter分析ツールを導入する場合は、いきなり導入するのではなく、まずはトライアルで使用感を試してから導入を検討すると安心です。

運営会社

株式会社CINC

料金

要見積もり

URL

https://keywordmap.jp/sns/

おすすめポイント

・他社のツールでは分析できない項目も確認できる

・一週間のトライアルがある

4.つぶやきデスク

つぶやきデスクは分析や解析はもちろん、投稿予約、DMの一斉送信、データのCSVダウンロードの機能が使えます。業務効率化やDM配信によるアプローチを考えている企業におすすめです。

つぶやきデスクで分析できる項目の代表例は下記の通りです。

  • 投稿したツイートの効果
  • フォロワー数等の推移、増減
  • フォロー、フォロワーの分析
  • フォロワー/他社アカウントの活動時間帯分析

フォロワー/他社アカウントの活動時間帯分析が可能になっているのがポイントで、投稿を行う際のヒントとして役立ちます。

運営会社

アユダンテ株式会社

料金

つぶやきデスクベーシック:無料

つぶやきデスクエンタープライズ:¥110,000 / 月(税込)

つぶやきデスクビジネス:¥22,000 / 月(税込)

URL

https://twdesk.com/

おすすめポイント

・投稿の分析データをエクスポートできる

・リーダーの承認機能があるので不要な発言を防止できる

6.おすすめの分析ツール(Instagram)

1.Instagramインサイト

Instagram Insightsは、Instagram公式から提供されている分析ツールです。ビジネスアカウントを所有している場合は誰でも無料で利用できます。フォロワー情報も取得できるので、施策を行う際のヒントに繋げることが可能です。

Instagramインサイトで分析できる項目の代表例は下記のとおりです。

  • リーチ、エンゲージメント、インプレッション数
  • 保存された件数
  • 投稿を見たUA(ユニークアカウント)の情報
  • ウェブサイトのクリック数

自動投稿や競合他社のアカウント分析はできないので、細かく分析したい場合は、Aista、SINISなどのツールを活用するといいでしょう。

運営会社

Meta

料金

無料

URL

https://www.facebook.com/business/help/441651653251838?id=419087378825961

おすすめポイント

・無料で使える

・フォロワーの情報も確認できる

2.Aista

AistaはInstagram分析に特化したツールで、導入社数5,000社を達成しています。フォロワー推移の効果測定ができるだけではなく、競合他社の動向、ハッシュタグのキャンペーンも分析可能です。

Aistaで分析できる項目の代表例は下記の通りです。

  • フォロワー数、いいね!数、投稿数、エンゲージメント率
  • ハッシュタグ、ユーザータグ
  • 投稿における反応

ハッシュタグやユーザータグ、キャンペーンの分析を実施できるので、多くのキャンペーンを行う予定がある会社にピッタリです。

運営会社

notari株式会社

料金

Slooooth PRO版:8,800円/月

Aistaプレミア版:300,000円/月

URL

https://notari.co.jp/aista_premierelp/

おすすめポイント

・ハッシュタグ分析が可能

・キャンペーンの反応といった細かい部分まで分析できる

3.SINIS

SINISは37,000アカウントが利用している人気のInstagram分析ツールで、Instagramにおける様々な成果を可視化できます。ハッシュタグの投稿数や内容を確認することが可能なので、ハッシュタグキャンペーンを行う際に便利です。

SINISで分析できる項目の代表例は下記の通りです。

  • フォロワー数の推移、投稿数
  • エンゲージメント率
  • 保存数
  • 競合アカウントのデータ
  • ハッシュタグの反応、投稿数

すぐ使えるExcelレポートを自動生成できるので、チームで共有する際にも役立ちます。

運営会社

テテマーチ株式会社

料金

LITE:無料(1アカウントあたり)

STARTER:10,000 円/月(1アカウントあたり)

PROFESSIONAL:50,000 円/月(1アカウントあたり)

URL

https://sinis.jp/

おすすめポイント

・LITEプランで試験的に導入できる

・ハッシュタグの分析も可能

4.Insight Suite

Insight Suiteは無料で始められるInstagram分析ツールです。自社に合ったインフルエンサーの抽出や、投稿やストーリーズの詳細なデータ分析など、無料とは思えない数々の機能が搭載されています。

Insight Suiteで分析できる項目の代表例は下記のとおりです。

  • フォロワー、リーチ、インプレッション、エンゲージメント数
  • 期間を自由に指定したフォロワー属性や場所・時間帯

インフルエンサーの起用、期間ごとのデータを確認したいという企業に特におすすめな分析ツールと言えるでしょう。

運営会社

スマートシェア株式会社

料金

無料

URL

https://insightsuite.jp/

おすすめポイント

・自社に合ったインフルエンサーの抽出

・期間ごとの情報の分析

7.SNSマーケティング分析において成果を挙げるためのポイント

SNSマーケティングの分析を行う場合、競合他社まで分析を行ったり、PDCAを意識して行動したりすると高い成果に結び付きやすくなります。

いずれも分析して成果を挙げる際に重要なポイントなので、1つずつチェックしていきましょう。

競合アカウントと比較して分析を行う

SNSマーケティングを行う場合、競合アカウントと比較すると、自社アカウントの施策や状況を客観視できます。他社と比べて足りない部分が分かりやすくなるので、改善のヒントを得ることが可能です。

例えば、競合アカウントのフォロワー数の推移や増減について注目すると、フォロワーが増えている時期や理由が見えてきます。フォロワーが増えた時期の投稿も確認しつつ、自社の施策に活かしましょう。

分析内容を見て施策のアプローチを変えてみる

ツールを用いることでフォロワー数、リーチ数、エンゲージメント率など、項目ごとの情報が分かります。分析内容を確認し、成果が出ていない項目がある場合は早急に改善を行うことが大切です。

それぞれの項目における改善行動の代表例として下記の例が挙げられます。

  • フォロワー数:ターゲットを捉えられていない可能性があるので、ターゲットを見直してより刺さる投稿を心がける、投稿に統一感が出ているか確認する
  • リーチ数:アクティブユーザーが少ない時間帯に広告配信をしている可能性があるので、時間帯を調整する。広告自体に魅力がないのでコンテンツを見直す。
  • エンゲージメント率:ユーザーが反応したくなる文言を入れられていない可能性があるので、投稿内容を見直す。ツイート数をむやみに増やさず、1日の投稿頻度を調整する。

分析結果を確認した上で、自社のSNSマーケティングを見直し、スムーズな改善を図っていきましょう。

PDCAを意識する

SNSマーケティングを行う場合、単純に運用を行うだけでは不十分です。「Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)」を意識して改善を行う必要があります。SNSマーケティングでPDCAを回す際には下記のように実施しましょう。

  • Plan:目標となるKGI・KPIを設定し、解決したい課題や改善箇所を明確にする。ターゲット層に合うプラットフォームを選び、配信するコンテンツやキャンペーンを策定。
  • Do:Plan段階で決めた施策を実行する。属人化しないようにチームで意見を出し合いながら、SNS運用を行う。
  • Check:実行した施策がどのような結果をもたらしたのかSNS分析ツールで調べる。リーチ、インプレッション、エンゲージメント率などそれぞれの数値を確認して、成果が振るわない部分を洗い出す。
  • Action:成果が振るわなかった項目を洗い出した後は、改善案をチームで提案し合う。改善案をまとめた後、次の施策にて実行する。

Twitter運用はただ闇雲に実施し、分析結果を眺めているだけでは、高い結果は得られません。分析結果から施策の問題点や改善点を可視化し、次の施策やキャンペーンに繋げられるように行動しましょう。

8.それぞれのSNS分析ツールを十分に見比べて検討しましょう!

SNS分析ツールは多く存在しており、ツールごとに特徴や料金が異なります。この記事では複数のツールの詳細について詳しく解説しているため、自社に合った分析ツールを導入する際に便利です。

株式会社INFLUではWebマーケティング全体をサポートし、その中でSNSマーケティングの支援も行っています。企画の立案、運用代行はもちろん、精度の高い分析を行い、さらに集客や販売促進に繋げることが可能です。

下記のURLからお問い合わせが可能なので、ご興味がある場合はぜひ、ご連絡ください。