「LINE VOOMで、どのような広告が配信できるのか分からない」
「LINE VOOMでの広告運用のやり方をしりたい」
このように悩んでいる企業の担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とくに、LINE VOOMにあまり縁がない方はそもそもどのようなサービスなのか、イメージがつかない場合も少なくないでしょう。
今回の記事では、LINE VOOMを始める際の手順やメリット、コツ、注意点などを詳しく解説します。
これからLINEの運用を本格的に行うという場合は、ぜひ参考にしてください。
目次
引用:LINE
LINE VOOMは、LINEアプリ内で動画が見れるサービスです。
「ホーム」や「トーク」と並んで、LINEアプリの下部に表示されています。
LINE VOOMには2つのタブ「おすすめ」「フォロー中」が用意されています。
自分がフォローしたアカウントが配信した動画を見るだけでなく、視聴履歴をもとにおすすめされた動画も見られるようになっているのが特徴です。
LINE VOOMは、およそ6,800万人以上のユーザーが利用しています。
そのうち4,900万人は月1回以上、LINE VOOM上で広告を見ているため、広告配信にも適しているサービスだといえるでしょう。
LINE VOOMを利用するには、友だちをフォローする必要があります。
LINE上で友だちになっていても、LINE VOOMでフォローしていないと、その友だちの投稿を確認できません。
LINE VOOMでフォローする場合はLINE VOOMの「フォロー中」のタブに飛び、LINEの友だちや公式アカウントからLINE VOOM上でもフォローするアカウントを選びます。
これでLINE VOOMを始める準備が整います。
準備ができたら、動画をスクロールしながらLINE VOOMのコンテンツを楽しめます。
LINE VOOMでは、コンテンツを検索したり友だちにシェアしたりすることもできるので、1つの動画プラットフォームとして十分に楽しめるでしょう。
LINE VOOMは、タイムライン機能をリニューアルしたものです。
LINE VOOMとタイムラインの違いは、主に2つあります。
1つ目はメッセージ機能から動画配信プラットフォームになること、2つ目はLINE上での友だち登録とは関係がなくなることです。
従来のタイムラインでは、友だちや公式アカウントが主にメッセージを投稿していました。
しかし、LINE VOOMではショート動画が中心のサービスになっています。
また、タイムラインではLINE上での友だちや登録している公式アカウントが出した投稿が表示されていました。
しかし、LINE VOOMではフォロー機能が搭載され、友だちであってもフォローしなければLINE VOOMには表示されません。
友だちでなくてもフォローすればLINE VOOMに表示されるようになっており、タイムラインとの明確な違いになっています。
LINE VOOMを活用するメリットとして代表的なものが、以下の5つです。
LINE VOOMへの理解を深めるために、1つずつ確認していきましょう。
LINE VOOMを月に1回でも訪問しているユーザーの数は、6,800万人以上存在しています。
さらに、LINE VOOMに配信されている広告を目にする人は、1ヶ月あたり4,900万人以上いるとされています。
公式アカウントの友だち登録をしているか否かに関係なく、フォローすれば表示されるようになるため、多くのユーザーにリーチしやすいのが特徴です。
これだけ多くのユーザーにリーチできる配信面は多くないため、有効に活用することで認知度の拡大が期待できるでしょう。
LINE VOOMでは、条件を満たせば収益化ができます。
広告が見られた回数に応じて収益が発生する仕組みになっており、商品やサービスを作らなくても気軽に収益化できるようになっているのです。
なお、LINE VOOMの収益化条件は以下の2つです。
LINE VOOMの投稿には「いいね」をつける機能やコメントを書く機能がついています。
コメントには返信ができるため、コメントをくれたユーザーとコミュニケーションがしやすいのが特徴です。
コミュニケーションがしやすくなることで、より商品・サービスに興味を持ってもらい、購入や利用につなげやすくなるので、積極的に利用していきましょう。
公式アカウントからメッセージを配信する場合、無料で送れるメッセージ数は1ヶ月あたり1,000通までに限定されています。
また、友だちが1,000人以上いる場合は、一度送信するだけで1,000通を超えてしまうので、無料でのメッセージ配信ができません。
一方、LINE VOOMは無料でいくつでも投稿できるため、配信コストを減らしたい場合に役立ちます。
LINE VOOMには、シェア機能もついています。
タイムライン機能が搭載されていた時期は、クローズドな場でしたが、LINE VOOMはオープンな場です。
他のSNSと同様に、多くのユーザーに向けて発信でき、ユーザーが投稿を気に入ってくれればシェア、拡散をしてくれる場合もあります。
シェアや拡散をしてくれれば友だち以外にも投稿が届くため、良質なコンテンツを継続的に配信することで認知度を拡大しやすくなるでしょう。
LINE VOOMのクリエイティブ制作で意識すべきコツとして挙げられるのが、以下の5つです。
LINE VOOMで効果のあるクリエイティブを制作するためにも、1つずつ確認していきましょう。
LINE VOOMでは主にショート動画を投稿するため、次から次へとスクロールされてしまう可能性があります。
そこで、動画が長かったり文字ばかりで見づらかったりすると、ユーザーに飛ばされてしまう傾向にあります。
そのため、クリエイティブを制作する際は見やすさを意識することが大切です。
具体的には、情報を入れすぎずシンプルな動画にする必要があります。
また、動画時間が長いと何を伝えたい動画なのかわからず飛ばされてしまうことがあるため、動画時間を長くしすぎないことも重要です。
先ほども説明したように、LINE VOOMではクリエイティブが目に留まらなければ、すぐに次のクリエイティブにスクロールされてしまいます。
そのため、パッと見て印象に残るクリエイティブを作ることも大切です。
パッと見て印象に残るクリエイティブを作るには、文字に装飾を加えたりインパクトのあるBGM・効果音を使用したりする方法が考えられます。
視覚や聴覚に訴えかけるユニークなクリエイティブを制作しましょう。
パッと見て印象に残るクリエイティブでも、内容に共感してもらえなければサービスの利用や購入には繋がりません。
とくに、宣伝要素が強すぎてユーザーの気持ちが全く考えられていなければ、すぐにユーザーは離れてしまうでしょう。
そこで、ユーザーが何を求めているのか、ユーザーが共感できる内容は何かを考えてメッセージを作ることが大切です。
ユーザーが考えていることを起点にすれば、より多くのユーザーの目に留まり、サービスの利用や購入に繋がりやすくなるでしょう。
ターゲティングを十分に行い、ユーザーの心理に寄り添うように心がけることが大切です。
宣伝したいという気持ちが強くなればなるほど、魅力を多く伝えなければと考えてしまい、情報をたくさん詰め込んでしまうことが多いです。
しかし、情報が詰め込みすぎると、情報過多のコンテンツになってしまい、何を伝えたい内容なのかがわからなくなってしまいます。
そうなると、自社のクリエイティブへの興味が薄れ、次のクリエイティブへと移ってしまうため、集客効果がほとんど上がりません。
多くの情報を伝えたい思いを抑え、簡潔にビシッと魅力が伝わるメッセージを考えると良いでしょう。
LINE VOOMで成功を収めている企業は複数あるため、どのようにLINE VOOMと向き合っているのかを参考にするのもおすすめです。
事例を参考にする場合は複数の事例で共通している部分を取り入れたり、自社の方針と似ている部分があれば試してみたりすることが大切です。
すでにある成功事例にはたくさんのヒントが隠されているので、十分に研究して自社の施策に取り込んでみましょう。
LINE VOOMを運用する際の注意点として挙げられるのが、以下の5つです。
これらの注意点を十分に理解した上で、LINE VOOMの運用を実施しましょう。
「とりあえず始めてみよう」と考えてクリエイティブを配信してもユーザーは興味を示しません。
ターゲティングを行わないまま、どれだけ多くのクリエイティブを配信しても、効果が得られないままになってしまいます。
リサーチを十分に行った上でどのユーザーにターゲットを絞って配信するのかを決め、ユーザーに刺さるメッセージや動画のテイストを考えましょう。
LINE VOOMにコンテンツを投稿する場合は、LINEが定めている広告掲載ガイドラインに従う必要があります。
LINEのガイドラインでは、以下に関する広告掲載が禁止されているので注意しましょう。
引用:LINE
ガイドラインには他にも多くの注意事項が掲載されているので、十分に確認したうえでLINE VOOMの投稿を行うことが大切です。
無断で著作権のある画像を使用したり、音楽を使用したりすると、著作権を侵害することになる可能性があります。
LINE VOOMの収益化ガイドラインにも第三者の権利を侵害してはならない旨が記載されているため、必ず守るように心がけましょう。
規約に違反してしまうと、LINE VOOMでの投稿ができなくなってしまいます。
また、投稿を見たユーザーから反感を買ってしまい、炎上に繋がってしまう場合もあるでしょう。
LINE VOOMで投稿する際は、使用するコンテンツを十分にチェックしておくことが重要です。
LINE VOOMにおける収益化の条件は以下の2つです。
この2つの条件を満たすことで、収益化の申請ができるようになります。
ただ、これらの条件を満たしていてもガイドラインに違反していると、収益化の申請に通りません。
ガイドラインのルールに準拠した上で、申請を出すように心がけましょう。
LINE VOOMでは動画、画像、テキストを投稿できます。
動画は主に縦型のショート動画が投稿されています。
しかし、中には横型の動画も投稿されているため、状況によって使い分けるのがおすすめです。
また、画像やテキストを使うことで、従来のタイムラインと同じ役割の投稿もできます。
ユーザーからの反応も分析しながら、最適なコンテンツを配信するように心がけましょう。
LINE VOOMは、LINE上でSNSのような発信ができるプラットフォームです。
LINE上でのサービスになるため、多くの方が利用しており、認知拡大に貢献できる可能性が高いと言えます。
そこでLINE VOOMで高い効果を出すには、前もってターゲットをしっかり決めるなど、入念な準備が必要です。
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