2022.11.30

LINE公式アカウントの自由記述アンケートはどう使う?作成方法を画像付きで解説

「LINE公式アカウントの自由記述アンケートはどうやって作ればいいの?」

「LINE公式アカウントの自由記述アンケートを作る時に注意すべきポイントについて知りたい」

このように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

公式アカウントの記述アンケートを使うことで、ユーザーから詳細な意見が得られます。

自社のキャンペーンや施策を強化したいという企業にとって、有効な情報といえます。

今回の記事では、LINE公式アカウントの自由記述アンケートの作り方についてご紹介します。

作成時の注意点についても解説してるので、あわせてご参考にしてください。

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを取るメリット

LINE公式アカウントの自由記述アンケートでアンケートを取るメリットは以下の3つです。

  1. ユーザーからの本音が確認できる
  2. 具体的なデータを獲得できる
  3. 今後の施策強化に使える

それぞれのメリットについて見ていきましょう。

1. ユーザーからの本音が確認できる

LINE公式アカウントの自由記述アンケートでは、ユーザーから文章形式での回答を得られます。

具体的な情報を聞けるので、自社で気づけなかったところが発覚するかもしれません。

  • 今回の商品の価格は適正でしたか?高い・安いと感じた方は理由をご記入ください。
  • 今回のサービスにご満足いただけましたか?ご不満な点があった場合は教えてください。

このように具体的な質問で確認できるので、自社にとって有益な情報を得られます。

自社だけでサービス改善を行う際に行き詰っている場合は、LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを積極的に活用しましょう。

2. 具体的なデータを獲得できる

LINEの自由記述アンケートは文章はもちろん、ユーザーの属性も確認できます。

性別、年齢、居住地なども確認できるので、特定のユーザー層が自社のサービスをどのように感じているか把握することが可能です。

自社のサービスに関するデータが不足しているという場合は、自由記述のアンケートの利用が役立つでしょう。

3. 今後の施策強化に使える

LINEの自由記述アンケートでは、ユーザーからの意見をもらえます。

多くの人に意見を聞くことで、場合によっては厳しい意見をもらうこともあるでしょう。

そういった厳しい意見の中には、自社で改善すべきポイントが詰まっている場合が少なくありません。

自社のサービスや施策の強化に関する有益なヒントを得られることも多いのが、LINEの自由記述アンケートにおける最大のメリットといえるでしょう。

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを作成する方法

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを作成する場合は、以下の手順でおこないましょう。

  1. 基本設定を行う
  2. 紹介ページを設定する
  3. サンクスページを作成する
  4. ユーザー属性の質問を設定する
  5. 自由記述アンケートを設定する
  6. リサーチを配信する
  7. リサーチデータをダウンロードする

それぞれの手順について、具体的に解説していきます。

1. 基本設定を行う

自由記述のアンケートを作る前に、以下の設定を行いましょう。

  • リサーチ名
  • リサーチ期間
  • メイン画像
  • リサーチの説明文
  • 公開範囲

具体的な順は以下の通りです。

1.LINEマネージャーを開き、左メニューの「リサーチ」をクリックする

2.画面が切り替わったら「作成」をクリックする

3.基本設定を埋めていく

リサーチ期間は一度設定してしまうと、公開後に変えられません。

また、公開範囲を「友だちのみ」にすると、友だち以外のユーザーは投票できないので注意が必要です。

十分に確認したうえで設定しましょう。

2. 紹介ページを設定する

基本設定が終わった後は、リサーチ主体の紹介ページを設定しましょう。

紹介ページを設定する場合は、以下の項目を設定する必要があります。

  1. アイコン
  2. トップページの画像
  3. お問い合わせ先
  4. ユーザーの同意
  5. 公開範囲

リサーチ主体の紹介ページの入力は任意となっているので、自社にとって必要な部分のみ埋めるようにしましょう。

3. サンクスページを作成する

基本設定や紹介ページの設定が終わった後は、ユーザーが受け取るクーポンやメッセージを設定しましょう。

プレゼントがないと、ユーザーはなかなか自由記述アンケートに答えてくれません。

なるべく多くのユーザーから情報を取得したいのであれば、プレゼントを用意しておきましょう。

4. ユーザー属性の質問を設定する

ユーザー属性を設定することで、自社のターゲットにあった設定が可能です。

性別、年齢、居住地を設定できるので、自社にあった設定を行いましょう。

テンプレートを利用できるのはもちろん、自社独自の選択肢にすることも可能です。

より詳細な情報を得る際には、自社独自の設定を利用してみると良いでしょう。

ただ、選択肢を設定する場合は以下の制限があるので注意が必要です。

  • 年齢 :70文字 15選択肢まで
  • 性別:70文字 10選択肢まで
  • 居住地:70文字 50選択肢まで

5. 自由記述アンケートを設定する

ここまでの設定を終えた後は、自由記述アンケートを設定していきましょう。

自由記述アンケートを設定する手順は以下の通りです。

1.「形式」の右にある「選択」をクリックする

2.「単一回答」「複数回答」のどちらかを選んで「選択」をクリックする

3.質問や画像を入れる

4.最後は「保存」をクリックする

質問を追加する必要がある場合は「質問を追加」をクリックして増やしましょう。

選択肢の上限は10個までなので、超えない範囲で作成する必要があります。

6. リサーチを配信する

アンケートを保存した後は、以下の場所で配信できます。

  • メッセージ
  • タイムライン
  • あいさつメッセージ
  • 自動応答メッセージ

保存しただけでは配信は開始されません。

準備を整えて、自社のサービスにあった配信場所で開始しましょう。

7. リサーチデータをダウンロードする

期間中、期間終了後のリサーチの結果については、「リサーチ」からダウンロード可能です。

回答数が20以上集まらない場合、ダウンロードできないという仕様になっているので注意しましょう。

ある程度時間が経ってから、ダウンロードできるかどうか確認することが大切です。

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを作成する際の注意点

公式アカウントで自由記述のアンケートを作成する場合は、以下のポイントに気をつけましょう。

  1. 未認証アカウントだと対応できない
  2. 回答者と回答内容の照合ができない
  3. 個人情報の取り扱いに注意する
  4. シンプルな質問を心がける

それぞれの注意点を踏まえることで、リスクを抑えて自由記述アンケートを作成できます。

1. 未認証アカウントだと対応できない

LINEの自由記述アンケートを利用できるのは、認証アカウントのみです。

未認証アカウントだとアンケートの配信はできません。

まだLINE公式アカウントの認証を取得していない場合は、取得手続きをまずは行いましょう。

2. 回答者と回答内容の照合ができない

LINE公式アカウントの自由記述アンケートでは、回答者と回答内容の称号ができません。

アンケート結果の保存時にも反映されないので注意が必要です。

自由記述アンケートの実施を検討している場合は、あらかじめその点を把握しておきましょう。

3. 個人情報の取り扱いに注意する

LINE公式アカウントの自由記述アンケート内容は、個人情報に当たります。

流出してしまうと、ネット炎上などを引き起こしてしまう可能性があります。

自由記述アンケート内容を保存する場合は、USBメモリなどに保存せずに厳重に管理しましょう。

4. シンプルな質問を心がける

LINE公式アカウントの自由記述アンケートでは、詳細な質問をすることが可能です。

ただ、あまりに長い質問だとユーザーが飽きてしまう可能性があります。

十分な回答データを得られなくなるので、アンケートを配信する際はシンプルな質問を心がけましょう。

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートにはいくつかルールがあるので注意しましょう

LINE公式アカウントで自由記述のアンケートを配信することで、ユーザーからの意見を得られます。

ただ、設定時にはいくつかのルールがあるので、今回の記事を確認しながら慎重に設定しましょう。

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