2022.11.02

LINE公式アカウントは個人利用が可能!手順や利用時の注意点を解説

「LINE公式アカウントって個人利用できるの?」

「利用する際の手順やアカウント開設方法も教えてほしい」

このように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

LINE公式アカウントは個人利用が可能で、さまざまなビジネスや活動に利用できます。

利用する際は、手順やアカウント開設方法をあらかじめ知っておくとスムーズです。

そこで今回の記事ではLINE公式アカウントを個人利用する際の手順、アカウント開設方法について解説します。

他にもLINE公式アカウントを利用する際のメリットや、注意点についても記載しているので、これから運用の予定がある場合はぜひチェックしてください。

1.LINE公式アカウントは個人利用が可能

LINE公式アカウントは、法人だけではなく個人でも利用が可能です。

誰でも無料でアカウント開設できるので、利用時のハードルが低くなっています。

ただネットワークビジネス、公序良俗に反する活動などでは利用できません。

LINEでは厳しいルールを設けているため、発覚するとアカウントが使えなくなる可能性があります。

もし、LINE公式アカウントを個人で使う際は公式ガイドラインに反していないかチェックしてから運用を検討しましょう。

2.LINE公式アカウントを個人利用するメリット4選

LINE公式アカウントを個人利用するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

  1. 多くのユーザーにリーチできる
  2. 高い開封率が期待できる
  3. 便利な機能が揃っている
  4. 無料での利用も可能

いずれもLINE公式アカウントならではのメリットなので、1つずつチェックしていきましょう。

1. 多くのユーザーにリーチできる

LINEは国内でも多くの方がビジネスやプライベートで使用しています。

日本国内におけるLINEのMAU(アクティブユーザー数)は、9,200万人(2022年3⽉末時点)と非常に多いのが特徴です。

多くのユーザーにリーチできるため、自分のビジネスをさらに拡大できるでしょう。

ユーザーの年齢層も幅広く分布しているため、ターゲティングがしやすいのもうれしいポイントです。

2. 高い開封率が期待できる

LINEはメッセージが届くとプッシュ通知が届き、ユーザー側がすぐに察知できます。

メールと違って開封率が高いので、自分のメッセージを読んでもらえる可能性が高いです。

また、メールのように迷惑メールフォルダに分類されることもありません。

自分のメッセージを確実に読んでほしいと考えているのであれば、LINE公式アカウントの運用がおすすめです。

3. 便利な機能が揃っている

LINE公式アカウントには便利なメッセージ配信機能が揃っており、ユーザーに効果的なアプローチを図れます。

実際にLINE公式アカウントで実施できるアプローチは以下の通りです。

アプローチ特徴
一斉配信友だち追加しているユーザーに対して一斉にメッセージを送る
ステップ配信ユーザーに対して段階的なメッセージを送れる
セグメント配信居住地や購入履歴などの条件で絞り込みをかけたうえで行う配信
自動応答メッセージユーザーからのメッセージに対してAIが自動で応答する
リッチメッセージ画像やテキストを組み合わせてメッセージを送れる

このようにLINE公式アカウントならではのアプローチを図れます。

4. 無料での利用も可能

LINE公式アカウントは多くの機能が用意されており、便利なうえに無料でアカウントを開設できます。

制限はありますがフリープランであれば、無料で配信も可能です。

プランごとに料金が以下のように分かれます。

フリープランライトプランスタンダードプラン
月額固定費(税別)無料5,000円15,000円
無料メッセージ通数1,000通15,000通45,000通
追加メッセージ料金(税別)不可5円~3円

各プランの違いを理解したうえで利用を検討しましょう。

3.LINE公式アカウントを個人利用する際の手順

LINE公式アカウントを個人利用する際の手順は、以下の通りです。

  1. 専用ページにアクセスする
  2. アカウント作成手続きをする
  3. 管理画面にログインして確認する
  4. 基本設定やプロフィールを設定する
  5. 「あいさつメッセージ」の設定を行う
  6. 実際にメッセージ送信をしてみる

ここからはそれぞれの手順について見ていきましょう。

1. 専用ページにアクセスする

引用:LINE for Business

LINE公式アカウントを利用する際はまず、公式サイトにアクセスしましょう。

アカウントを作成し、管理画面にログインを行います。

2. アカウント作成手続きをする

引用:LINE Business ID

公式アカウントを利用する際は、公式サイトからLINEビジネスIDを発行する必要があります。

所有しているLINEアカウントかメールアドレスを使用して、登録手続きを行いましょう。

3. 管理画面にログインして確認する

登録が完了した後は管理画面にログインしてみましょう。

無事にログインができれば、アカウント作成は完了です。

4. 基本設定やプロフィールを設定する

魅力的なアカウントにするためには、基本設定やプロフィール設定が必須です。

十分に作りこむことで自分の個性を反映できます。

設定画面からアカウント名やプロフィール画像などを編集できるので、早い段階でカスタマイズしておきましょう。

5. 「あいさつメッセージ」の設定を行う

「あいさつメッセージ」とは、友だちとして追加、ブロックを解除した際に送られる自動メッセージです。

ユーザーからの第一印象につながる部分なので、しっかりと作りこんでおきましょう。

友だち追加をしてくれたお礼や、お得情報の紹介などを行うとユーザーの印象に残りやすくなります。

LINE公式アカウントを開設した場合は、なるべく早期の段階で設定しましょう。

6. 実際にメッセージ送信をしてみる

設定が完了したあとは、実際に友だちにむけてメッセージを配信してみましょう。

画像などを組み合わせた「リッチメッセージ」なども利用できるので、テストしてみるのがおすすめです。

見やすさなども考えたうえで配信するメッセージを練っていきましょう。

4.LINE公式アカウントを個人利用する際の3つの注意点

LINE公式アカウントを個人利用する際は、以下の3つのポイントを確認しておく必要があります。

  1. 「ライトプラン」と「スタンダードプラン」は料金がかかる
  2. プライバシーポリシーに従う
  3. ツールの併用も検討する

いずれも重要なポイントなので1つずつ見ていきましょう。

1. 「ライトプラン」と「スタンダードプラン」は料金がかかる

フリープランであれば、無料で利用できますが「ライトプラン」と「スタンダードプラン」は料金がかかります。

ライトプランであれば15,000通、スタンダードプランは45,000通まで無料です。

フリープランは1,000通までなので、規模の大きいビジネスを行う場合はライトプランかスタンダードプランを利用する必要があります。

自分が始めるビジネスの規模も考えながら、利用プランを検討しましょう。

2. プライバシーポリシーに従う

LINE公式アカウントでは規約はもちろん、プライバシーポリシーが設けられています。

セキュリティ・不正利用の防止やデータの取り扱いなど、注意すべき点が多く記載されてます。

いずれも破ってしまうと、アカウント停止処分を課せられる可能性があるので注意が必要です。

LINE公式アカウントを個人利用する場合は、熟読した上で運用を開始しましょう。

3. ツールの併用も検討する

LINE公式アカウントを利用することで予約送信や一斉配信、ステップ配信が可能です。

LINE公式アカウントだけでも十分に運用できますが、配信ツールがあるとさらに運用の効率化につながります。

Lステップやエルメなど配信ツールが多く存在するので、自分にあったツールを選びましょう。

LINE配信に便利なツールはこちらの記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

5.LINE公式アカウントの開設方法

LINE公式アカウントを開設する際の手順は以下の通りです。

1.公式サイトにアクセスして右上にある「アカウントの開設」をクリック

2.「アカウントを作成」をクリックして、個人のLINEアカウントもしくはメールアドレスで登録する

3.管理画面(LINE Official Account Manager)にログインできたら完了

6.LINE公式アカウントを個人利用して多くの人にアプローチしましょう!

LINE公式アカウントを利用することで多くのユーザーにリーチできるので、自分のビジネスをさらに拡大できます。

フリープランから利用できるため、ビジネス初心者の方でも安心して利用することが可能です。

今回の記事ではLINE公式アカウントを利用する際の手順や、アカウント開設方法も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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