2022.04.23

おすすめのLINEマーケティングツール8選!導入時の準備や成功事例も解説

「自社でLINEマーケティングを始めようと思うんだけど、どのツールがいいのかな?」

「LINEマーケティングを導入する前って何を準備すればいいの?」

このように悩んでいる担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。国内には多くのLINEマーケティングツールがあるので、悩んでしまうことも多いですよね。

今回の記事では、おすすめのLINEマーケティングツールを8つ紹介します。

それぞれのツールの料金はもちろん、おすすめポイントについても解説しているので比較検討しやすい内容です。

LINEマーケティングツール独自の強み、成功事例、導入前の準備についてもご紹介しているので、これから導入を考えている場合はぜひ、ご参考にしてください。

1.LINEマーケティングツールにはどのようなものがあるのか?

LINEマーケティングツールはBtoB、BtoC向けのツールがあり、下記のように機能や特徴が異なります。

業界特化型のLINEマーケティングツールもあるので、自社にあったツールがあれば検討してみるといいでしょう。

2.LINEマーケティングツール独自の強み

LINEマーケティングツール独自のポイントとして、下記の3つが挙げられます。

  1. 配信機能
  2. 顧客管理機能
  3. データ収集機能

LINE公式アカウントにない強みが多く搭載されているので、1つずつ確認していきましょう。

1. 配信機能

LINEマーケティングツールには、下記のようにLINE公式アカウントにない機能が搭載されています。

  • 自社に合った条件のセグメント配信
  • 多数のステップ配信間の移動
  • リマインド配信時の自動設定

自社に合わせた形のセグメント配信、多数のステップ配信間の移動が可能になるので、ユーザーの満足度を高めやすくなります。

また、リマインド配信の自動設定ができることから、業務効率の向上、CV数獲得につながりやすいのもメリットです。

2. 顧客管理機能

LINEマーケティングツールでは、公式アカウントと異なり細かい顧客データを管理できます。

実際には下記の情報を把握することが可能です。

  • 性別
  • 年代
  • エリア
  • 趣味趣向
  • 流入経路
  • 反応したコンテンツ
  • 購入履歴

LINE公式アカウントは配信機能が強化されていますが、顧客管理機能はまだまだ不十分です。

「顧客データを有効的に使いたい」

「顧客管理をさらに徹底したい」

このように考えている企業はLINEマーケティングツールを導入する必要性が高いと言えるでしょう。

3. データ収集機能

LINEマーケティングにおいてはデータ収集も欠かせません。データ収集が不足していると、施策の改善を行うのが難しくなります。

そこで、LINEマーケティングツールでは下記の細かい情報収集が可能です。

  • アンケート送信での情報収集
  • クリックされている回数が多いリンク
  • 配信の精読率の確認

LINE公式アカウントよりも高い精度での分析が可能な点が強みです。

顧客がどの部分に興味を持っているのかわかりやすくなるので、自社の施策を見直したいという企業にとって役立つでしょう。

3.おすすめのLINEマーケティングツール8選

国内では多くのLINEマーケティングツールが存在しますが、ツールごとに機能や特徴が異なる場合が多いです。

ここからは、おすすめのLINEマーケティングツールを8選に厳選してご紹介します。

それぞれのおすすめポイントや価格を比較してご紹介しているので、1つずつ確認しましょう。

1. Liny

Linyは導入実績3,500社を突破しているLINEマーケティングツールで、国内でも高い人気を誇っています。

自動で作業や分析を行ってくれる部分が多く、顧客管理、配信などを任せられるので業務効率化に結びつきやすいのが強みです。

定期的なアップデートで使いやすさや機能が充実しており、セキュリティ対策も十分に行われているので安心して使えるツールになります。

また、友だち追加〜CVまでの動線を可視化できるように、コンバージョン計測に対応しているのも強みです。

継続して改善しながら運用したいという企業に特に役立つ機能になっています。

使いやすいツールや、信頼性の高いツールを探している企業にとくにおすすめです。

公式ホームページhttps://line-sm.com/
料金・初期費用:49,800円

 

 

・月額利用料:5,000円~

・スタートプラン:5,000円/月

・ベーシックプラン:39,800円/月

・プレミアムプラン:69,800円/月

おすすめポイント・好みの属性を自動で収集・管理できる

 

 

・自動効率化してくれる部分が多い

・セキュリティ対策がしっかりしている


2. Lステップ

LステップはLINE公式アカウント特化の予約配信システムになっています。

リードナーチャリングを効率よく行うため、細かいシナリオ配信や分岐が可能で、セグメント配信にも対応しているのが強みです。

大規模配信に耐えられる環境を構築しており、自社で多くのリードを抱えているという場合でも安心して使えます。

また、「性別、年代、地域、購入商品、興味のあるジャンル」を絞って、登録しているユーザーを細かく分類できるのも強みです。

ターゲティングを徹底的に強化したいという企業に有用な機能になっています。

各種分析機能もついているので、常に改善を意識して運用することが可能です。

公式ホームページhttps://linestep.jp/lp/01/
料金・スタートプラン:2,980円/月

 

 

・スタートプラン:21,780円/月

・プロプラン:32,780円/月

おすすめポイント・柔軟で細かいシナリオ配信が実現できる
・セグメント配信も実施できる
・流入経路分析ができるので、効果測定しやすい


3. MicoCloud

MicoCloudでは、どのような経由で友だち登録したのかを細かく把握できます。

タグ分析におけるスコアリングも充実しているので、戦略的な施策を展開する際に便利です。

他にもbot対応で顧客応対のコストを削減できるので、業務効率化を図る際にも役立ちます。

ユーザーに合った情報を適切なタイミングかつ、自動で配信することが可能です。

「データを細かく確認して改善したい」

「なるべく対応にかかるコストを減らしたい」

という企業におすすめなLINEマーケティングツールになります。

また、初期導入支援、戦略設計支援、運用改善支援なども行ってくれるので、LINEマーケティングツールを初めて導入する場合でも安心です。

公式ホームページhttps://www.mico-cloud.jp/
料金要見積もり
おすすめポイント・友だち登録経路分析で自社に役立つデータが手に入る

 

 

・bot対応で応対にかかるコストを軽減できる

・CSV連携やAPI連携も充実している


4. TSUNAGARU

TSUNAGARUはシンプルかつ使いやすい設計になっているLINEマーケティングツールなので、初めてツールを導入する企業にお勧めです。

シンプルながらも、配信、連携、分析機能などが揃っていることから、充実したマーケティング活動に結びつきます。

トークルーム内でスクラッチ感覚のキャンペーンを行ったり、シェアポイントを配布するイベントができたりと、キャンペーン強化にも対応しているのが強みです。

軽微なシステム改修のみで導入できるので、なるべくスムーズに導入したいという企業に向いているツールです。

公式ホームページhttps://tsunagaru.linebc.jp/
料金要見積もり
おすすめポイント・シンプルなツールなのですぐに導入できる

 

 

・見やすく使いやすいUIになっている

・各種機能が充実している


5. Poster

Posterは、LINE公式アカウントとメールアドレスだけで始められるLINEマーケティングツールです。

直感的に使えるUIになっているので、初めてツールを導入する場合でも問題ありません。

オリジナルクーポン配布にも対応しており、クーポンの使用状況に応じて、セグメント配信ができるので効果的な配信が期待できます。

オリジナルリッチメニューの作成にも対応しており、ユーザーに対して効果的な訴求が可能なのも強みと言えるでしょう。

セミナー、教育、小売り、ECなど様々な業界に対応しているので、どの業界の企業でも安心して導入できるツールです。

公式ホームページhttps://poster.ooo/
料金・フリープラン:0円/月

 

 

・エントリープラン:980円/月

・ビジネスプラン:5,000円/月

おすすめポイント・無料で始められるうえに初期費用不要
・効果的なメッセージを簡単に作成できる
・クーポン配布にも対応している


6. エルメ

エルメは5,000社以上に導入されているLINEマーケティングツールで、費用対効果を重視した運用が可能です。

配信先を絞り込み、配信コストの削減やブロック率の低下を実現できます。

自社にとって必要な企業にのみ配信できるのでより高い効果が望めるでしょう。

LINE公式アカウントを紹介してくれた方に、報酬の支払いや管理ができるアフィリエイトセンターなど独自の機能も搭載されています。

また、フリープランで利用できるのも強みとなっているので、フリープランで利用して、後にスタンダードプランに切り替えることも可能です。

公式ホームページhttps://lme.jp/
料金・フリープラン:無料

 

 

・スタンダードプラン:10,780円/月

おすすめポイント・フリープランで利用できる
・配信コストを削減やブロック率の低下も実現しやすい
・LINEによるサポートもある


7. エーエムエルマーケシステム

エーエムエルマーケシステムは、流れを強く意識した配信が可能なLINEマーケティングツールです。

リッチメニュー配信、ステップ配信、1to1トークと顧客に接近していくような訴求が実現できます。

不正アクセスを防止できるセキュリティシステムや、運営によるサポートなども充実しているのがポイントです。

使いやすいUIになっていることも含めて、初めてLINEマーケティングツールを導入する場合でも問題なく導入できるでしょう。

また、Webプランも用意されており、WEBフォーム作成やメルマガを検討している企業にも向いているツールです。

LINEとWeb機能が入ったプランもあるので、LINEだけではなくWeb関連の施策も強化したい企業に役立つでしょう。

公式ホームページhttps://amlsystem.biz/
料金LINEスタートプラン

 

 

・初期費用:9,800円

・月額費用:2,980円

LINEプロプラン

・初期費用:29,800円

・月額費用:29,800円

おすすめポイント・流れを意識したマーケティングが実現できる

 

 

・不正アクセス防止策も充実しているので安心

・サポートも充実している


8. エキスパ

エキスパはメルマガ、LINE配信に特化しているツールで、より配信を強化したい企業におすすめです。

ステップメール、セグメント配信に対応しているのはもちろん、ABテストにも対応しているのでより高い成果を求める場合に役立ちます。

Webサイト、セミナーフォームなどとも簡単に連携できるので、使いやすいという点も強みと言えるでしょう。

専属のサポートチームがあり、30日間返金保証も用意されているため、LINEプラットフォームを初めて導入する場合でも問題ありません。

公式ホームページhttps://ex-pa.jp/
料金・月額100,000円~(税抜)
おすすめポイント・30日間の返金保証があるので安心して使える

 

 

・メルマガやLINE配信に特化している

・配信機能と連動している機能も多い

4.LINEマーケティングの成功事例

国内でLINEマーケティングを導入している企業は数多く存在します。

今回の記事では下記の4つをピックアップしてご紹介します。

  1. ヒューマンステージ株式会社
  2. 株式会社西鉄ストア
  3. 株式会社LIFULL
  4. 株式会社SABON Japan

具体的な成果や工夫を行ったポイントなども解説しているので、自社でLINEマーケティングを行う際のご参考にしてください。

1. ヒューマンステージ株式会社

人材派遣業を行っているヒューマンステージ株式会社では、LINE広告を活用することで導入後2ヶ月にCPAを40%抑えています。

成功した要因としては求人の特徴や、メリットをわかりやすく表記したクリエイティブを用いた広告を配信したことが挙げられるでしょう。

ユーザー目線を意識することで、高い成果につながったことが予想されています。

また、求人情報に合わせて年齢や地域をやや広めに設定するターゲティング戦略も導入しており、隙の無い広告配信を実現したことがわかる事例です。

2. 株式会社西鉄ストア

スーパーマーケットの運営、酒販店事業を行う株式会社西鉄ストアでは、LINEチラシを導入することでチラシの制作コストを1〜2億円まで削減しました。

今まで紙媒体の折込チラシを活用していましたが、LINEチラシに切り替えることでコスト削減や効果測定の実施まで実現できます。

チラシの内容に関してもお買い得情報、イベント情報を盛り込むことで、ユーザーにとって有益な情報を盛り込むことに成功しました。

LINE公式アカウントの友だちも併用しており、認知度を高めて効果の高い販促につなげています。

3. 株式会社LIFULL

不動産・住宅情報サービスを行っている株式会社LIFULLでは、「ステップ配信」でCPC6割改善・運用工数1/4にまで削減しています。

施策として友だち追加したユーザーに、お役立ち記事や住み替えの情報を、月に4回ほどメッセージで配信しました。

ABテストなども行い慎重に効果測定を行うことで、より成果の高かった方を選び配信を続けて、開始条件・配信内容・配信時間帯の勝ちパターンを見つけています。

4. 株式会社SABON Japan

天然由来素材を用いたボディケア、ヘアケアアイテムなどを販売する株式会社SABON Japanでは、LINEマーケティングを実施しています。

EC全体の売り上げのうち、LINE経由が約30%を占め、LINE公式アカウント経由の売り上げはメール経由の約5倍を獲得しました。

会員情報の一元管理により、業務効率化と自社に役立つデータ収集を行い、One to Oneコミュニケーションで顧客からの関心を集めることに成功しています。

リッチメニューの作成にもこだわっており、クオリティの高さやわかりやすさを意識してユーザーへの訴求につなげました。

紹介した企業に加え、弊社でもLINEマーケティングのサポートを行なっております。

ご興味がある方はぜひ、初回無料のスポットコンサルをご利用ください。

5.LINEマーケティングツールを導入する前に行うべきこと

LINEマーケティングツールを導入する前は準備をしておかないと、導入後に成果が出なかったり。トラブルが発生したりします。 

スムーズに導入を図り、トラブルを回避するためにも下記の4つの準備を必ず済ませておきましょう。

  1. 目的を明確にする 
  2. KGI・KPIを設定する
  3. ペルソナを設定する
  4. 運用体制を確立する

ここからはそれぞれの準備について詳しくご紹介するので、1つずつチェックしていきましょう。

1. 目的を明確にする

LINEマーケティングツールを導入する場合は、まずなんのために利用するのか明確にしましょう。

目的は企業ごとに違いますが「施策の費用対効果を高めたい」「自社の業務効率を高めたい」といった目的で利用することが多いです。

目的を明確化するには、自社のマーケティング施策のデータや担当者へのヒアリングが必要になります。

データと担当者の意見を元に、LINEマーケティングツールを明確化すると導入すべき理由が見えてくるでしょう。

2. KGI・KPIを設定する

LINEマーケティングツールを導入する場合、KGIとKPIを設定することでどのように動いていけばいいのかわかりやすくなります。

ターゲットリーチ数を高めたい場合はブロック率を下げる、メッセージクリック率を高めたいならクリエイティブの強化を図るなど具体的な動きが見えやすいです。

KGI・KPIの設定が不明瞭だと、日々の業務で何を意識していいのかわからなくなるので、必ず明確な設定を行いましょう。

3. ペルソナを設定する

LINEマーケティングツールを活用する場合は、メッセージ配信を行うことが多いです。

そこで、ターゲットに当たるペルソナを設定しておく必要があります。

ペルソナを設定する場合は、下記の設定を考えましょう。

  • 業種
  • 企業規模
  • 商品・サービス
  • スタッフ数
  • 売上高
  • 担当者の所属部署
  • 課題
  • 将来の展望

自社が保有するデータも参考にしながら、細かくペルソナを設定していきましょう。

4. 運用体制を確立する

LINEマーケティングツールを導入しても、運用体制が整っていないと意味がありません。

担当者の確保はもちろん、マニュアルや運用ルールの制定も大切です。

運用体制を適当に組んでしまうと、運用時の効率がダウンしてしまいます。

  • 「だれが中心になってツールを運用するのか」
  • 「コンテンツ作成は誰が行うのか」

などのポイントを1つずつ洗い出して、運用体制を確立しましょう。

6.LINEマーケティングツールを導入する際は目的を明確化しましょう

ツールごとに強みや機能も異なる場合があるので、それぞれのツールの違いを把握したうえで導入することが大切です。

ただ、LINEマーケティングツールを導入する場合は事前の準備も重要になります。

目的や運用体制が十分に確立されていないと、導入しても高い効果は望めません。

今回の記事では事前の準備についても詳しく解説しているので、1つずつ確認して導入の準備を図りましょう。

株式会社INFLUではLINEの運用コンサルティング、LINE構築・運用代行を行っています。

LINEで効率的に集客・売上を自動化するノウハウを活用しているので、よりスピーディな集客を実現することが可能です。

他にもセールスプロモーション、ランディングページ最適化・制作、SNSの運用代行も一括で行っています。

下記からお問い合わせが可能なのでご興味がある場合はぜひ、一度ご連絡ください。