「LINE広告の審査ってどんな感じなの?」
「アカウントを開設する際の手順も知っておきたい」
LINE広告の運用を検討している場合、このように考えている場合もあるでしょう。
いずれも初めてLINE広告の運用を開始する場合、特に悩みやすいポイントです。
そこで、今回の記事ではLINE広告の審査について徹底的に解説します。
概要はもちろん、審査に落ちてしまう理由なども解説しているので、あわせて参考にしてください。
目次
LINE広告アカウントの開設から配信の開始について、以下の6つの手順で解説します。
それぞれの手順を把握して、LINE広告アカウントをスムーズに開設しましょう。
まずはLINE for BusinessでLINEビジネスIDの取得を行いましょう。
LINEビジネスIDの作成が完了した後は、一度ログインをして問題がないか確認する必要があります。
もし、問題なくログインができるのであれば、以後も使用できるので次の段階に進みましょう。
入力したメールアドレスとパスワードはログイン時に必要になるため、メモをしておくと安心です。
問題なくLINEビジネスIDを発行し終わった後は、広告アカウントを作成しましょう。
LINE広告の管理画面「LINE Ad Manager」へログインすることで、広告アカウントの作成が可能です。
広告アカウントを作成する際は、企業名やWebサイトのURLを入力しましょう。
入力する情報の項目が多いので、複数人でチェックした上で申請するとミスを防げます。
なお、承認された広告アカウントは削除ができなくなります。
広告アカウントを作成する際は、入力情報に間違いがないか必ず確認しましょう。
オンラインで開設したアカウントの支払いでは、クレジットカードが利用できます。
情報を入力した後はクレジットカードの審査があるので、漏れがないように入力を済ませましょう。
クレジットカードの審査を終えた後は、作成したメディア(広告クリエイティブ)を、入稿します。
ガイドラインに違反していると、入稿ができなくなるので注意が必要です。
また、入稿と並行して配信効果測定のためのタグである「LINE Tag」をランディングページに設置しましょう。
LINE Tagは以下の3つになるので、特徴を把握しておく必要があります。
コード | 特徴 |
ベースコード | ・計測したいすべてのページに設置が必要なコード ・設置されていないとLINE Tagが機能しない |
コンバージョンコード | ・コンバージョンを計測するページに設置するコード ・サンクスページにベースコードとセットで設置するのが一般的 |
カスタムイベントコード | ・イベントベースでの効果測定やオーディエンスの作成できる ・ベースコードとセットで設置する |
それぞれの特徴を把握した上で、タグの設置を行いましょう。
タグの設定を終えた後は、以下の手順で配信設定を調整します。
ターゲット設定や予算もこの段階で設定します。
広告配信に関わる重要なポイントなので、十分に確認した上で設定しましょう。
設定をした後に、5〜10営業日ほどで審査が完了します。
その後、管理画面上に「利用可能」と表示されている場合、ステータスを変更することで広告配信を開始することが可能です。
審査の日程は前後する可能性があるので、広告申請をする前に理解しておきましょう。
LINEでは広告の登録を終えた後、厳しい審査を行い、通過した場合のみ出稿できます。
審査はLINE広告審査ガイドラインを基準に実施されるので、準拠することが重要です。
特にガイドラインでは、以下のポイントを重視していることを理解しておきましょう。
他にも多くのルールが存在するので、全て目を通したうえで申請する必要があります。
1つでも抜けがあると審査に通らないため、チェックを徹底しましょう。
広告アカウント審査は、広告アカウントの作成時に入力した内容を対象に審査を行います。
入力ミスや設定条件を満たしていない場合、利用できない業種やサービスの場合は審査に通りません。
入力ミスがないのはもちろん、利用できない業種やサービスに当てはまっていないか十分に確認したうえで申請するといいでしょう。
審査が開始されるタイミングは以下の通りです。
クリエイティブ審査は、広告の画像や動画が審査対象となっています。
クリエイティブ審査では以下の問題点があると審査に通らなくなる可能性が高いです。
これらの内容が含まれていないか、しっかりと確認したうえで申請を行いましょう。
クリエイティブ審査は以下のタイミングで開始します。
広告審査では訴求する商品だけではなく、遷移先のランディングページやアプリも審査対象になります。
広告のタイトル・ディスクリプションも広告審査の対象になってしまうので、注意が必要です。
広告審査では特に以下のポイントを重視しています。
これらのポイントに当てはまってしまうと、審査に落ちてしまうことが多いです。
なお、広告審査は以下のタイミングで開始します。
LINE広告の審査に必要な時間は、パターンによって異なります。
ここからは2つのパターンで、LINE広告の審査に必要な時間をチェックしましょう。
アカウント開設審査を受ける場合、最短で5日、長いと1週間程度かかります。
クリエイティブ審査の場合は、以下のパターンになります。
LINE広告審査を受ける際はガイドラインに準拠することが何よりも大切です。
少しでも違反していると、審査に通ることが難しくなります。
LINE広告の禁止事項はもちろん、出稿できない業種やサービスも把握しておきましょう。
細かい部分も多いので、申請前にしっかりと目を通しておくことが大切です。
LINE広告の審査を受ける際は、以下の5つのポイントに注意しましょう。
いずれも重要度の高いポイントなので、1つずつチェックしておくことが大切です。
LINEではユーザーとのつながりを「友だち」と表現しています。
そのため「友だち」を「友達」と表現してしまうと、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
タイトルやディスクリプションなど、細かい部分にもチェックが入ります。
バナーやボタンに記載する際も「友だち」と表現する必要があるため、クリエイティブを制作する際も注意しましょう。
うっかり見落としてしまいやすい部分なので、複数人で確認するのがおすすめです。
表現に問題があると、広告審査で落ちる可能性が上がってしまいます。
特に以下のポイントは細かくみられるので、入念にチェックしましょう。
引用:LINE
特に誇大広告につながる表現などは見落としやすいパターンです。
問題がないかチーム内で十分に確認したうえで、クリエイティブや文言の作成を行いましょう。
LINE広告の審査を受ける場合は、ガイドラインの細かい部分までしっかりと読み込みましょう。
読み込みが足りないと見落としている部分が出てきてしまい、審査に落ちる原因になってしまいます。
ガイドラインには基本的な注意点だけではなく、ランディングページやクリエイティブのどのポイントを見ているか詳細に記載されているのが特徴です。
すべて確認するのは大変ですが、審査に関わる情報が多数記載されているので、すべて確認しておきましょう。
LINE広告の審査ではクリエイティブやアカウントだけではなく、遷移先であるランディングページも細かく見られています。
クリエイティブや広告と異なる内容が含まれていると、審査に落とされるので注意が必要です。
他にもクリエイティブの視認性や、表現の内容などさまざまな観点でチェックが入ります。
1つでも抜けがあると、審査に落ちる可能性が上がってしまうのでガイドラインと照らし合わせながら入念に確認しましょう。
LINE広告では、ガイドラインによって掲載できないジャンルが明確に定められています。
掲載できないジャンルの場合、質の高いクリエイティブを制作して、ルールを守ったとしても審査に通りません。
LINE広告で掲載できないジャンルは、以下の通りです。
引用:LINE
一部、認められるケースもあるので「一部当社が認めた場合を除く」と記載があるジャンルで出稿する予定がある場合は、LINEに直接問い合わせてみるといいでしょう。
また、株式会社INFLUでは、LINEの運用に関わる施策を全面的にサポートしています。
LINE広告をご検討の方はぜひご相談ください。
LINE広告の審査で、以下の6つのパターンに当てはまってしまうと落ちやすくなってしまいます。
こちらも重要度の高いポイントなので、1つずつ確認していきましょう。
広告アカウントに設定したLINE公式アカウントが、プロフィール画像が広告アカウントの広告主または、商材と関連していないと審査に落ちてしまいます。
また、アカウント表示名が以下の条件を満たしていない場合も否認の原因につながります。
引用:LINE
いずれも細かいポイントになりますが、申請する前に十分に確認しておきましょう。
広告アカウントに入力した「広告主正式名」の記載が、「広告主ウェブサイトURLの遷移先」で確認できない場合、審査の否認条件になります。
以下の細かいポイントもチェックされるので、十分に注意しましょう。
少しでも間違っていると審査に通らない原因になるので、入念なチェックが必要です。
広告アカウントで入力した「商材正式名称」の記載を「商材URLの遷移先」で確認できない場合、否認の原因になります。
正式名称、略称など細かい部分も見られるので、入稿時はミスがないか確認しておきましょう。
広告アカウントに入力した各ウェブサイトが表示されない場合、審査に落ちてしまいます。
申請を行う前に、正確に表示されるかどうか自社内でチェックしておきましょう。
<h3>5. 広告主とサイト運営者の関係性が確認できない</h3>
広告アカウントに入力した情報が以下のケースに該当する場合、審査に落ちる原因になります。
引用:LINE
対処法として「広告主正式名称」とウェブサイト運営者の関係性が確認できるように修正することが大切です。
審査に申請する前に広告主正式名称と、ウェブサイトの情報をしっかりとチェックしておきましょう。
ユーザーが不快になる内容の広告は、審査に通りません。
広告を制作する場合は、以下のポイントに当てはまっていないか注意しましょう。
引用:LINE
不快に感じる表現は主観も混じってくるので、広告を制作する際はチーム内で慎重に審議しましょう。
LINE広告の審査は非常に厳しく、申請を行う際はガイドラインを細かく確認しておく必要があります。
1つでも見落としている部分があると、審査で落とされる原因になりかねません。
ガイドラインに準拠するのはもちろん、広告を制作する際はなるべくチームで細かくチェックするのがおすすめです。
複数人の視点で抜けや表現に問題がないか、細かくチェックするように心がけましょう。
株式会社INFLUでは、LINEの運用、広告による集客から販売までの全体的な施策をサポートしています。
以下のリンクから詳細を確認できるので、ご興味がある場合はチェックしてみてください。