「インフルエンサーマーケティングでプロモーションしたいけど、どれくらい予算を確保すればよいか分からない」
「インフルエンサーマーケティングの費用ってどれくらい必要?」
このように疑問や悩みを持っている方が、多いのではないでしょうか。
インフルエンサーマーケティングに初めて取り組む場合は、費用感がまったく想像できないですよね。
この記事では、インフルエンサーマーケティングの費用の仕組みやおすすめのキャスティングサービスをご紹介します。
インフルエンサーマーケティングのメリット・デメリットも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
インフルエンサーマーケティングとは、SNSで影響力のある人に商品やサービスを宣伝してもらうマーケティング手法です。
TwitterやInstagramなどのSNSで行われることが多いのが特徴と言えるでしょう。
インフルエンサーマーケティングの市場規模は、年々拡大しています。
株式会社デジタルインファクトは、他社と共同でインフルエンサーマーケティングの市場規模を調査し、以下の通り発表しています。
将来的にも市場規模は拡大し、2025年には723億円にも上ると推測されました(2020年10月14日発表)。
※<a href=”https://digitalinfact.com/”>株式会社デジタルインファクトより</a>
インフルエンサーマーケティングの費用を確認する場合、以下の3つのポイントが大切です。
いずれも重要なポイントになるので、1つずつ確認していきましょう。
インフルエンサーマーケティングの費用は、一般的に次の計算式で求められます。
・インフルエンサーマーケティングの費用=フォロワー数×フォロワー単価
フォロワー単価が2円だとすると、フォロワーが1万人のインフルエンサーに依頼する場合、1万人×2円=2万円となります。
また、場合によってはインフルエンサーに支払う料金以外にも費用が必要です。
例えば、商品説明会にインフルエンサーを招待するなら、会場賃貸料や接待費などの費用がかかってくるでしょう。
フォロワー単価の相場は、おおむね2〜4円だと言われています。
インフルエンサーのフォロワーが多ければ多いほど、フォロワー単価も高くなることが多いです。
人気のインフルエンサーをフォローするユーザーやインフルエンサーによって、さらに拡散される波及効果が見込まれるからです。
インフルエンサーは、フォロワー数により以下のように区分されます。
マイクロインフルエンサーが、ミドルインフルエンサーをフォローしていたとします。
ミドルインフルエンサーに依頼するとマイクロインフルエンサーにより拡散され、さらに多くの人に届く可能性があるのです。
インフルエンサーに直接交渉する場合、SNSのDMで行うことが多いです。
直接交渉できるので手数料がかからない分コストを抑えられますが、一方で「ステマの依頼が来た」と騒がれる可能性があります。
ステマとは、インフルエンサーがPRであることを隠して、いかにも自分の意思で購入したかのように見せかけて宣伝することです。
企業としては純粋にPRを依頼しているだけであっても、ステマの意味をはき違えて誤解され、拡散される恐れがあります。
リスクが不安な場合は、企業とインフルエンサーを繋げるマッチングプラットフォームを使うのがおすすめです。
プラットフォームにはPRの依頼を受け付けているインフルエンサーが登録されています。
ステマだと騒がれることもないですし、事前にその人の依頼金額が分かるため交渉もしやすいです。
直接連絡が取れるのも便利で、費用が比較的安いのもメリットと言えるでしょう。
インフルエンサーを探す際に使える、便利なサービスを9つご紹介します。
インフルエンサーをSNSで探すのは非常に手間がかかり、その分企業の人件費も膨らみます。
効率的にインフルエンサーを探せるサービスをぜひ検討してください。
3MINUTESは、ファッション動画マガジンの運営がメイン事業ですが、インフルエンサーマーケティング事業も行っています。
動画コンテンツや自社アパレルを活かしたマーケティングが特徴です。
常に最新のトレンドを追っており、成功事例を参考にしながら依頼者の勝ち筋を見つけ戦略を練ります。
日々SNSを活用し、最先端の流行を熟知しているコンサルタントのみが在籍しているので、安心して依頼することが可能です。
こちらのサービスは、費用形態、料金は公表していないため、無料見積もりにて確認してみましょう。
#GROVEは、映像制作も自社で行うため、企画・立案・キャスティング・撮影まで一貫して依頼できるのが特徴です。
#GROVEにはファッション・美容・カルチャー・おもしろ系など、個性豊かなインフルエンサーが多数在籍しています。
その中から企業や商品イメージに合った人物のキャスティングを行います。
テキストや画像でのPRだけでなく、必要に応じてライブ配信も可能なのが嬉しいポイントです。
ライブ配信をする場合も、企画から運営まで#GROVEが一貫して担当します。
こちらのサービスは、費用形態、料金は公表していないため、無料見積もりにてチェックしてみましょう。
TWIN PLANETには、Z世代と言われる若年層に人気のインフルエンサーが多数在籍しています。
そのため、若年層向けの商品やサービスのPRに効果的です。
また、インフルエンサーがPRを投稿したら終わりというわけではありません。
TWIN PLANETはプロモーション後のサポートも充実しています。
店頭販売を促進するためのエクスクルーシブ発売、店頭でのビジュアルコンテンツ制作など多岐に渡りサポートをしてくれます。
こちらのサービスは、費用形態、料金は公表していないため、無料見積もりで確認してみましょう。
GMO Casting Manegementは、GMO TECH株式会社が提供するプロモーションプランニングサービスです。
専属インフルエンサーやパートナー企業との連携を図りながら、国内では最大4,000人超のインフルエンサーから起用できます。
要望に応じて海外のインフルエンサーにも依頼可能です。
GMO Casting Manegementのプロモーションは、SNS広告やPR投稿だけに留まりません。
デジタルメディアへの出演やリアルの媒体も活用して、総合的にプロモーションを行います。
こちらのサービスは、費用形態、料金は公表していないため、無料見積もりで詳細をチェックしましょう。
INFLUENCER CLOUDは、国内最安級が魅力のインフルエンサーキャスティングサービスです。
間に代理店を挟まないため中間手数料が不要で、その分コストを抑えられます。
過去には50人のインフルエンサーがシャンプーのPR投稿を行い、想定リーチ合計65万4,000人という数字を実現しました。
低コストで効果を出したい方におすすめのサービスです。
こちらのサービスは、フォロワー単価が15,000円〜、実施可能価格が20,000円〜となっています。
料金は業界大手の80%の価格なので、コストを抑えてインフルエンサーマーケティングを行いたい企業におすすめです。
Lollypopは、女性のインスタグラマーに特化したインフルエンサーマーケティングサービスです。
ファッション・美容・ライフスタイルなどのカテゴリーで影響力のあるインスタグラマーが、多数在籍しています。
PRの目的やターゲット層に基づき、ニーズに合致する人材を在籍インスタグラマーからキャスティングします。
PR投稿だけでなく、インスタグラマーに商品開発の協力も依頼可能です。
こちらのサービスは、料金、費用形態を掲載していないので、依頼時は無料相談にて見積もりを取りましょう。
Winstaは、日本最大級のインフルエンサーネットワークです。
Instagrammer・YouTuber・TikTokerが多数活躍しており、総フォロワー数は1億3,900万人超です。
Winstaもファッションやビューティー、ライフスタイルに強いインフルエンサーが多く在籍しています。
インフルエンサーと人気メディアとのタイアップキャンペーンや、インフルエンサーのイベント招待と投稿にも利用されています。
こちらのサービスは、料金、費用形態を掲載していないので、依頼時は無料相談にて見積もりを相談しましょう。
タグピク株式会社は、国内外のインフルエンサーを活用したPRに特化しているマーケティング会社です。
6,000人を超えるインフルエンサーネットワークを活用し、各種SNSでインフルエンサーのキャスティングを行っています。
海外の提携企業が保有するネットワークを含め、アジア圏に存在する約9億2,000万人のフォロワーへのリーチが可能です。
カテゴリーでは、美容・ファッション・フード・ライフスタイルと幅広く対応しています。
こちらのサービスは、料金、費用形態を掲載していないので、依頼時は見積もりページにて確認しましょう。
Find Modelは、合計1万件以上のインフルエンサーマーケティングを支援した実績のあるサービスです。
Find Modelが直接インフルエンサーとやりとりするため、仲介手数料を極力排除した低コストを実現しています。
大手インターネット企業出身のマーケターが、イベントや施策の企画から効果検証までトータルにサポートを行ってくれるのが魅力です。
また、相談の上、インフルエンサーの投稿写真を二次利用することも可能です。
このサービスの費用形態や料金は、無料見積もりで確認できます。
ここでは、失敗しないインフルエンサーの選び方のポイントを5つ解説します。
インフルエンサーマーケティングは、どのインフルエンサーを選択するかによって明暗が分かれると言っても過言ではありません。
インフルエンサーはフォロワー数が多ければよいわけではなく、自社の企画や商品イメージに合う人物を選定する必要があります。
フェミニンな洋服ブランドのPRに、マニッシュなファッションが多いインフルエンサーを登用しても、あまり効果は期待できません。
マニッシュなファッションのインフルエンサーには好みが似ているフォロワーが多いため、フェミニンな服に興味がないからです。
フェミニンな服をPRする施策なら、フェミニンな服を身に着けているインフルエンサーを選ぶと良いでしょう。
インフルエンサーの過去の実績のチェックも重要です。
以前に自社と同様の商品や企画のPRを行っていた実績があるのなら、どれくらい拡散されているのか確認しましょう。
PRの実績がない場合でも、エンゲージメント率をチェックすることが大切です。
エンゲージメントとはいいねなどの反応の数を指し、エンゲージメント率は「エンゲージメント数÷フォロワー数」で算出されます。
フォロワー数が多くても、フォロワーが投稿への興味を失っていれば意味がありません。
エンゲージメント率をチェックすれば、フォロワーが本当にそのインフルエンサーに関心を寄せているかどうかが分かります。
フォロワーに反応してもらうためには、エンゲージメント率の高い実績をもつインフルエンサーを積極的に起用しましょう。
インフルエンサーを選定する際には、どのようなフォロワーがついているのかをよく確認しましょう。
例えばメンズのファッションブランドのPRに、イケメンでフォロワー数の多いインスタグラマーを採用したいと考えたとします。
しかし、そのインスタグラマーがイケメンであるが故に、フォロワーは90%が女性ということもあり得ます。
もしフォロワーの大半が女性ならメンズ向けの服に関心はないため、上手くPRできないでしょう。
施策を成功させるためにも、フォロワーの年齢や性別などのチェックは必須です。
インフルエンサーマーケティングのサービスを利用する場合、どこまで対応してくれるのかのチェックが必要です。
マッチングするだけというところもあれば、企画からPR後のサポートまで全て対応しているサービスもあります。
ただ、費用が安ければよいというわけではありません。
自社で行える範囲を明確にして、できない部分や自信のないことはサービスを利用する方が効率がよいですし、効果も見込めます。
依頼を検討しているインフルエンサーに、炎上した過去がないかも確認しましょう。
特に、PRに関係なく頻繁に炎上を起こしているインフルエンサーは要注意です。
今後も炎上する可能性がありますし、もし炎上したら紹介した商品やサービスがいかによくてもイメージダウンに繋がります。
また、過去にインフルエンサーが紹介した商品がイマイチだったという口コミが広がっている場合も危険です。
「この人が紹介するものはたいしたことない」という印象がユーザーに残っているからです。
炎上した過去や低評価の口コミが広がったことのあるインフルエンサーにPRを依頼しても、効果はあまり期待できないでしょう。
インフルエンサーマーケティングを実施するメリットとしては、次の4つが挙げられます。
インフルエンサーマーケティングの本質を理解するためにも、1つずつ確認していきましょう。
商品やサービスを体験し、PR投稿してもらうだけがインフルエンサーマーケティングのメリットではありません。
インフルエンサーマーケティングでは、体験PRの他に次のような施策が可能です。
現地訪問は、店舗やイベントにインフルエンサーを招き現地レポートしてもらう手法です。
一日店員体験やイベントでの登壇などで、集客効果が見込めます。
コラボレーションは、商品企画に協力してもらうことです。
インフルエンサーがプロデュースしたという事実と、一般消費者であるインフルエンサーの意見の反映によりヒットを狙えます。
ライブコマースは、ライブ配信でインフルエンサーに商品紹介をしてもらう手法です。
リアルタイムで消費者と接し質問にもその場で答えられるので、消費者の不安を解消しその場での購入に繋がりやすくなります。
これらのように、企画や目標に合わせて幅広い施策を検討できるでしょう。
インフルエンサーはそのジャンルに関心を持つフォロワーをたくさん獲得しているため、ターゲティングがしやすいです。
プチプラファッションを紹介するユーチューバーには、安くてオシャレな服を好むファンが多くついています。
ユーザーは、自分が応援している人が興味のある商品をおすすめしていれば「買いたい」「気になる」と感じるはずです。
インフルエンサーマーケティングは他の手法に比べて、効率よくターゲティングできるのが魅力です。
インフルエンサーのPRは、普段の投稿の間に投稿されることが多いので、広告色を薄くした宣伝が可能です。
そのため、多くのユーザーに受け入れられやすいのが特徴です。
フォロワーの中には、自分の好きなインフルエンサーの投稿ならPRかどうかにかかわらずすべて見たいという人もいます。
さらに、広告を非表示にしているユーザーにもインフルエンサーの投稿ならPRを届けられます。
インフルエンサーマーケティングは、他の宣伝方法ならば拒否されていたかもしれないユーザーにも、効果的にPRできるのです。
インフルエンサーは企業の人間ではなくユーザーと同じ一般消費者なので、ユーザーが知りたい情報を的確に宣伝してくれます。
そのため、スピーディーな購買に繋がりやすいです。
多少デメリットを紹介されたとしても、むしろ信頼感が生まれて安心するユーザーもいます。
「デメリットはそれだけ?安いし気にならないな」と購入を決意することもあるでしょう。
インフルエンサーのPRは消費者としてのリアルな感想となり、ユーザーに安心感と信頼感を与えます。
最後に、インフルエンサーマーケティングを実施する際のリスクを4つ解説します。
予想もしていなかったことが起こって、パニックにならないように、1つずつチェックしていきましょう。
インフルエンサーマーケティングで最も恐ろしいのが、ステマと言われ炎上することです。
ステマが発覚すると企業や商品の信頼が一気に崩れ落ち、挽回はほぼ不可能です。
ステマで炎上するリスクを回避するには、PRであることを明確にしておかなければなりません。
インフルエンサーに依頼する際は、プラットフォームで投稿する際に「#PR」「#広告」などの文言を必ず記載してもらうよう伝えましょう。
どのようなマーケティング手法もそうですが、インフルエンサーマーケティングは必ずしも効果が出るとは言えません。
フォロワー数の多いインフルエンサーを選定したものの、フォロワー層に自社商品が上手く刺さらず失敗することもあります。
また、フォロワーは複数人のインフルエンサーをフォローしていることも多いです。
競合他社が類似商品のPRを自社よりも強力なインフルエンサーに依頼していれば、自社の商品が購入されにくくなるでしょう。
インフルエンサーに依頼すれば大丈夫、というわけではないのです。
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーとの意思疎通が重要です。
ある程度の投稿内容のイメージを伝えても上手く理解してもらえず、想定しなかったことを発信されることもあります。
発信方法によっては短いテキストや動画を用いることもあるため、正確な情報がユーザーに伝わらないこともあるでしょう。
インフルエンサーとコミュニケーションが取れていないと効果が出づらく、企業のイメージダウンに繋がるリスクがあります。
そのため、施策を成功させたいのであれば、インフルエンサー側と綿密なコミュニケーションを取りましょう。
インフルエンサーも一人の人間なので、企業側が「こんな風に投稿してください」と伝えても、自分のやり方を貫きたいからと言って指示に従ってくれないことがあります。
インフルエンサーの知識や経験が豊富で、自由に投稿してもらうことで成功できればいいですがそうなるとも限りません。
「企業からこんなことを言われた」と発信され、企業の信頼が失墜することもあり得ます。
また、商品やサービスへの理解が乏しいまま投稿し、誤った情報が拡散されることもあるでしょう。
インフルエンサーをコントロールできないと、施策が失敗に終わる可能性が高まります。
インフルエンサーマーケティングに必要な費用は、フォロワー数×フォロワー単価で算出されると説明しました。
フォロワー単価は2~4円が多く、インフルエンサーがどの区分にカテゴライズされているかにより単価が変動します。
PR投稿するだけでなくイベントに招待する場合は、別途準備費用が必要になるでしょう。
インフルエンサーマーケティングはユーザーにPRが受け入れられやすいといったメリットが魅力ですが、炎上リスクもあります。
費用面やリスクも踏まえ、慎重に検討しましょう。
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