2022.07.18

インフルエンサーマーケティングの事例を解説!失敗しないためのコツも紹介

「インフルエンサーマーケティングを行いたいけど、上手くいくか不安」

「自社で施策を行う際の他社の成功事例を見ておきたい」

このようにお考えのマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。

特に初めてインフルエンサーマーケティングに取り組む場合、成功事例を見て参考にしたいですよね。

しかし、成功事例を見るだけでは、施策においてやってはいけないことが把握できないため少し危険です。

この記事では、インフルエンサーマーケティングの成功事例と失敗事例、失敗しないコツを紹介します。

インフルエンサーマーケティングの相場や、インフルエンサーの選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

1.インフルエンサーマーケティングとは?

インフルエンサーマーケティングとは、企業がSNSなどで影響力のある人物にPRの依頼をし、集客するマーケティング手法です。

インフルエンサーマーケティングは、消費者に受け入れられやすいPR方法として今注目を浴びています。

消費者に受け入れられやすい理由としては、以下が挙げられます。

  • 普段の投稿に溶け込んでPRされるため、広告色が薄い
  • 広告を非表示にしているユーザーにも届けられる
  • 一般消費者であるインフルエンサーのレビューに共感しやすい

また、インフルエンサーのフォロワーは興味や関心が似ているため、ターゲティングしやすいというメリットもあります。

2.インフルエンサーマーケティングの相場

インフルエンサーマーケティングの費用は、一般的に次の式で求められます。

・インフルエンサーマーケティングの費用=フォロワー数×フォロワー単価

フォロワー単価が2円だとすると、フォロワーが1万人のインフルエンサーに依頼する場合、1万人×2円=2万円です。

フォロワー単価の相場は、おおむね2〜4円だと言われています。

インフルエンサーのフォロワーが多ければ多いほど、フォロワー単価も高くなる傾向にあります。

3.インフルエンサーの探し方3選

インフルエンサーの探し方としては、次の3つがあります。

  1. 直接依頼を行う
  2. キャスティング会社を通す
  3. プラットフォームを使う

それぞれにメリットとデメリットがあるので、1つずつ見ていきましょう。

1. 直接依頼を行う

SNSをチェックして依頼したいインフルエンサーを探し、DMなどで連絡を取るというのがまず思いつく方法ではないでしょうか。

直接依頼の大きなメリットは、仲介手数料がかからない点です。

自らインフルエンサーを探しダイレクトにやりとりをするため、必要な費用は基本的にインフルエンサーへの報酬のみです。

その反面、PRの依頼を初めて受けた人は「ステマの依頼が来た」と発信してしまう恐れがあります。

ステマとは、インフルエンサーがいかにも能動的に購入したように見せかけて宣伝する方法です。

PRであることを明確にして投稿すれば問題がないため、依頼した時点ではステマとは言えません。

しかし、たまに誤った解釈をしている人もいます。

コストは抑えられる一方で、誤解されて炎上リスクもあるのが直接依頼する場合のデメリットです。

2. キャスティング会社を通す

インフルエンサーのキャスティングを行ってくれる会社も多数存在します。

おすすめの会社としては、以下の会社が挙げられます。

  • #GROVE
  • TWIN PLANET
  • Find Model

キャスティング会社を通すメリットは、自社の企画や商品に合ったインフルエンサーを選定してくれることです。

多数のインフルエンサーの中から効果を最大限に出せる人物を選定するのは、高難度かつ多くの時間を要します。

しかし、キャスティング会社を通せば、自社にぴったりの人材を効率的に選定できます。

デメリットとしては、仲介手数料やサービスの費用がかかることです。

多くの場合、インフルエンサーに直接依頼するよりもコストがかかります。

また、インフルエンサーに直接指示を出せないため、キャスティング会社と入念にすり合わせをしなければなりません。

効率的にインフルエンサーを選べる反面、コストが高めなことや入念なすり合わせが必要になるのがキャスティング会社のデメリットです。

3. プラットフォームを使う

プラットフォームに登録しているインフルエンサーの中から、依頼する人物を選定する方法もあります。

プラットフォームは、PRを依頼したい企業とインフルエンサーをマッチングするサービスです。

おすすめのプラットフォームとしては以下の3つが挙げられます。

  • SPIRIT
  • TELLER
  • iCON Suite

検索機能や分析機能が充実しているプラットフォームが多く、インフルエンサーをSNSで探すよりも効率的なのがメリットです。

しかし、インフルエンサーの選定は自社で行うため、見極める力が求められます。

プラットフォームはインフルエンサーの検索がしやすいものの、ある程度キャスティング力が必要になるのが特徴です。

4.インフルエンサーマーケティングの成功事例7選

インフルエンサーマーケティングの成功事例を7つご紹介します。

  1. 株式会社カネボウ化粧品
  2. かどや製油株式会社
  3. 株式会社CODE SHARE
  4. 株式会社I-ne
  5. 株式会社マイナビ
  6. 株式会社ひなたライフ
  7. 株式会社KINS

インフルエンサー選びや、SNSの使い方で成功している企業が多いのが特徴です。

1. 株式会社カネボウ化粧品

株式会社カネボウ化粧品は、人気ユーチューバーの関根理沙さんにPRを依頼し「エビータボタニバイタル」の訴求を行いました。

当商品は、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パックの5つの役割を1つの製品でカバーできることがセールスポイントです。

関根理沙さんは時短メイクに定評があるため、商品にぴったりのインフルエンサーを選定していると言えるでしょう。

実際にPR動画は100万回再生を超え、高評価も1万人以上を記録しています。(2022年6月16日現在)

2. かどや製油株式会社

かどや製油株式会社は、チャンネル登録数約88万人を誇る料理系ユーチューバーはるあんさんを起用し、販促活動を行いました。

はるあんさんは、癒し系の料理動画で多くのファンを獲得しているインフルエンサーです。

同社の商品「純正ごま油濃い口」を使ったお鍋のレシピ動画も人気を呼び、10万回再生を突破しています(2022年6月16日現在)。

コメント欄には「私も作ってみたい」といったコメントが多数寄せられており、見事フォロワーの心を掴みました。

3. 株式会社CODE SHARE

株式会社CODE SHAREは、自社が運営するECサイト「fifth」のPRにインフルエンサーのKEIさんを起用しました。

KEIさんはトレンドを押さえたオシャレなコーディネートが人気を呼び、7万人以上のフォロワーを抱えています。

KEIさんとのコラボで作られた「バックシャンレースアップVネックブラウス」は完売し、再入荷するほど人気でした。

KEIさんは普段からfifthの洋服を愛用しているので、フォロワーもfifith愛用者が多いと考えられます。

以前から自社の商品やサービスを利用しているインフルエンサーを起用するのも、成功のポイントと言えるでしょう。

4. 株式会社I-ne

株式会社I-neは、自社商品の「BOTANIST」のPRでインフルエンサーマーケティングを行いました。

BOTANISTは自然由来であることと、インテリアに馴染むパッケージが好評のヘアケアシリーズです。

そんなBOTANISTのPRに、カップルユーチューバーのともかほちゃんねるさんを起用しました。

ともかほちゃんねるさんは、同棲中のカップルの生活をのぞき見しているような、生活感溢れる動画が魅力です。

BOTANISTのPR動画では、彼氏のともやさんに彼女のかほさんが「別の女の家に行ったでしょ」と詰め寄ります。

ともやさんの髪の毛がいつもよりサラサラしていてイイ女の香りがするため、別の女性の家に行ったと思ったのです。

しかし、ともやさんはBOTANISTを使っていただけというオチで、ユニークに商品を宣伝しています。

この動画は150万回以上も再生されました(2022年6月16日現在)。

日常生活で必須のシャンプーを、生活感が魅力のユーチューバーに宣伝してもらったことで成功に繋がった事例です。

5. 株式会社マイナビ

株式会社マイナビは、同社の運営メディア「kurasso」にインフルエンサーを起用し販促を行っています。

kurassoは「家事をもっとシンプルに」をテーマにした、生活雑貨のショッピングサイトです。

同社は、家事に関する投稿で人気のインスタグラマーを「kurassoファミリー」としてアンバサダーに任命しました。

そして、kurassoファミリーにInstagramでの情報発信を促しました。

kurassoファミリーの投稿は、Instagramの公式アカウントにも活用しています。

kurassoファミリーの投稿をフィードやまとめでショッピングタグ付きで紹介し、kurassoへ上手く導線を作りました。

オンライン上の商品購入の場としても使われているInstagramを、上手く利用した例と言えるでしょう。

6. 株式会社ひなたライフ

株式会社ひなたライフは、生活雑貨のECサイト「Hinata Life」を運営しています。

Hinata Lifeで販売している商品のPRで、インフルエンサーマーケティングを実施しました。

ひなたライフはフォロワー数だけではなく、いいねなどの反応も見てインフルエンサーを選定しています。

例えば、素敵なインテリアや料理が人気のamicoさんを起用し、ガラス製フラワーベースの商品PRを行いました。

投稿にはひなたライフのInstagram公式アカウントへメンション・タグ付けを行い、フォロワーの誘導を促しています。

また、ひなたライフはHinata Lifeの出品ブランドとインフルエンサーをマッチングさせるサイトも構築しました。

マッチングサイトにより、効率的にPRができるようになっています。

7. 株式会社KINS

株式会社KINSは、菌に着目したサプリメントやエッセンス、基礎化粧品を販売している企業です。

サプリメントやエッセンスのPRに、人気インスタグラマーのまいちくさんを起用しました。

まいちくさんは、華やかな料理写真が人気のインフルエンサーです。

インスタ映えする料理の写真にさりげなくKINSの商品を映り込ませ、広告色を薄くしたPRを実現しました。

2枚目にはしっかりとKINSの商品を映すことで、普段の投稿とPRを上手く馴染ませています。

まいちくさんのPR投稿には、Instagramにて2,000を超えるいいねが付けられました(2022年6月16日現在)。

5.インフルエンサーマーケティングの失敗事例5選

では、インフルエンサーマーケティングに失敗した事例も見ていきましょう。

今回ご紹介するのは、以下の5つです。

  1. いろはに青汁の事例
  2. 血液クレンジングの事例
  3. 音楽フェスの事例
  4. 仮想通貨の事例
  5. SNSでの事例

インフルエンサーマーケティングの失敗事例も見ることで自社の失敗を防げるため、1つずつチェックしていきましょう。

1. いろはに青汁の事例

「いろはに青汁」は青汁のランキングサイトです。

いろはに青汁を運営していた企業の社員が一般人になりすまし、当サイトに誘導したことで炎上しました。

社員は、ダイエットアカウントで企業の人間ということを隠し「いろはに青汁の上位商品を飲んでいます」と投稿していました。

この社員の行動はステマに当たると判断されましたが、問題は他にもあります。

当社員は、別アカウントでフォロワーへの愚痴や、健康補助食品の効果偽装とも受け取れる投稿を行っていたのです。

身分を隠していただけではなく商品の誇大広告も発覚し、いろはに青汁は現在閉鎖しています。

2. 血液クレンジングの事例

血液クレンジングは、静脈から血液を抜き出し、オゾンやその他の成分を抜き出した血液に加える健康療法とされているものです。

頭痛や体質改善、ダイエットなどの効果があると言われていました。

Gakingさんや城咲仁さんなど芸能人も積極的にPRを行っており、一時期注目を集めたサービスです。

しかし、十分なエビデンスがないことから、紹介している芸能人に批判が集まりました。

効果が得られる確証がないだけでなく、感染症を患い危険であると主張する医療機関もあります。

どんなに有名な人がPRしてもらっても、信頼性の欠ける商品やサービスの宣伝は悪手と言えるでしょう。

3. 音楽フェスの事例

音楽フェス「Fyre Festival」は、インフルエンサーマーケティングの失敗事例として有名です。

Fyre Festivalは、バハマ諸島で開催を予定していた豪華な音楽フェスでした。

多額の費用をかけて、400名を超えるインフルエンサーにPRが依頼されました。

しかし、インフルエンサーはFyre Festivalとのスポンサーシップを開示しておらず問題となったのです。

さらに、PRでは豪華な食事と別荘が用意されていると言われていましたが、実際に用意されていたのはチーズのサンドイッチとテントでした。

結局、Fyre Festivalは開催中止になり、Fyre Festivalの主催者は詐欺罪で逮捕されています。

4. 仮想通貨の事例

仮想通貨業界でもインフルエンサーマーケティングの失敗事例が存在します。

ことの発端は、仮想通貨関連の金融商品を販売するセントラ・テック社の創設者が、投資詐欺の容疑で告発されたことでした。

そのセントラ・テック社とスポンサー契約をしていたのが、ボクサーのメイウェザーさんとラッパーのカイドさんです。

2人はTwitterやInstagramで、セントラ・テック社の仮想通貨を勧めていました。

そのため、被害に遭った投資家たちから訴訟を起こされてしまいました。

インフルエンサー側も、提携する企業をよく調べなければ危険ということが分かる事例です。

5. SNSでの事例

インフルエンサーが企業の指示に従ってくれなかった事例もあります。

失敗してしまったのは、時間制限付きの動画や写真を投稿するSNS「スナップチャット」を運営するSnap Inc.です。

Snap Inc.は、インスタグラマーのルカさんにカメラが搭載されたサングラスをPRしてもらおうとしました。

ルカさんは、ゴールデンウィーク中にInstagramの投稿を1件、ストーリーを3件投稿することを約束します。

しかし、実際に投稿されたのはInstagramの投稿1件のみで、ルカさんはサングラスの着用もしていませんでした。

ルカさんは自身の非を認めているものの、事前に支払われていた報酬を返金するつもりはないとのことです。

インフルエンサー選びは慎重に行うこと、および投稿を確認してから報酬を支払うことの重要性を教えてくれる事例です。

6.インフルエンサーの正しい選び方5選

インフルエンサーの正しい選び方としては、以下の5つが挙げられます。

  1. 過去の実績を確認する
  2. 業界に詳しいかどうか聞いてみる
  3. 口コミや評判をチェックする
  4. 自社の施策に合ったインフルエンサーを選ぶ
  5. 企画力がある人を選ぶ

インフルエンサーマーケティングは、人材選びが明暗を分けると言っても過言ではありません。

成功するためにも、選び方のポイントを押さえましょう。

1. 過去の実績を確認する

依頼を検討しているインフルエンサーの実績は、必ず確認しましょう。

まず、過去に自社の類似商品をPRしたことはあるか、あるならフォロワーの反応をもらえているかをチェックします。

PR実績がなければ、普段の投稿にいいねやコメントがたくさん付いているかを確認します。

普段からフォロワーの反応がよいインフルエンサーは、PR投稿も多くの人に見てもらえる可能性が高いです。

インフルエンサーのPR実績や、普段の投稿に対するフォロワーの反応をよく見て、成功に繋がるかどうか判断しましょう。

2. 業界に詳しいかどうか聞いてみる

依頼する商品やサービスの業界について、インフルエンサーがどれほど詳しいか確認するのもトラブルを防ぐために重要です。

普段からカテゴリーに特化して投稿しているインフルエンサーは多いため、知識はあるだろうと思うかもしれません。

しかし、その知識が正しいかどうかは不明です。

例えば、化粧品のPRで独自の使い方を紹介された場合、その使い方が健康被害のあるようなものだと危険です。

後で大事にならないように、インフルエンサーの業界知識はヒアリングの段階であらかじめ聞いておきましょう。

3. 口コミや評判をチェックする

インフルエンサーの口コミや評判もチェックしてから依頼を決めましょう。

特に、過去のPR投稿に対して「この商品は微妙だった」といったコメントが寄せられている場合は、要注意です。

「この人の紹介する商品はたいしたことがない」という印象が、ユーザーに残っている可能性があるからです。

また、評判が二極化しているインフルエンサーも避けたほうがよいでしょう。

フォロワーにより投稿が拡散されたとしても、批判的なユーザーの目に入るとネガティブなコメントを書かれるかもしれません。

4. 自社の施策に合ったインフルエンサーを選ぶ

インフルエンサーを起用するときは、自社の企画や商品イメージに合う人物を選定する必要があります。

比較的値段の高い洋服ブランドのPRに、プチプラファッションが多いインフルエンサーを起用しても、あまり効果は期待できません。

プチプラファッションのインフルエンサーには、安くてオシャレな服を買いたいと思っているフォロワーが多いからです。

高級な服をPRする施策なら、リッチなイメージのあるインフルエンサーを選ばないといけません。

<h3>5. 企画力がある人を選ぶ</h3>

単純にPR投稿するだけでなく、商品をユーモラスにPRできるような企画を出せるインフルエンサーを選ぶとよいでしょう。

インフルエンサーと一緒に構想を練ることで一体感が生まれ、お互いでメリットがある関係で施策を進められます。

インフルエンサーは普段からユーザーの心を掴む投稿をしているので、センスのある人は多いはずです。

それを気後れせずに提案してくれるインフルエンサーと組めば、成功する確率は上がるでしょう。

7.インフルエンサーマーケティングで失敗しないための4つのコツ

最後に、インフルエンサーマーケティングで失敗しないためのコツを4つご紹介します。

  1. フォロワー数だけで決めない
  2. 過去に炎上した人は選ばない
  3. コミュニケーションの取り方にも注目する
  4. 得意な領域を見極める

インフルエンサーマーケティングを行う際の参考にしてください。

1. フォロワー数だけで決めない

フォロワーが多いからといって必ずしも影響力があるとは限りません。

フォロワーをお金で買っていれば、そのインフルエンサーがPRしたところで何の意味もありません。

自分の力で獲得したファンならば、普段の投稿にたくさんのいいねやコメントが寄せられているはずです。

「フォロワーが1万人以上いるのに、どの投稿もいいねが3つ」というような極端に反応が少ない場合は警戒しましょう。

2. 過去に炎上した人は選ばない

一度炎上したら、ネガティブな印象はなかなか消えないため、過去に炎上したインフルエンサーは、選ばないほうが賢明です。

また、フォロワーが多くても、面白半分に冷やかしでフォローしている人もいる可能性があります。

たくさんのインフルエンサーがいる中で、炎上した過去を持つ人を選ぶメリットは考えられないため、避けるようにしましょう。

3. コミュニケーションの取り方にも注目する

コミュニケーションがきちんと取れるか、失礼な態度はないかチェックするのも大切です。

インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーとのやりとりが頻繁に発生することが多いです。

こちらが質問していることに回答してくれなかったり返事が遅かったりすると、業務に支障をきたします。

ただ、契約すると途中で解除するのもハードルが高いので、最初の依頼に対する返信で見極める必要があるでしょう。

4. 得意な領域を見極める</h3>

自社の商品に合っていると思っていても、実はミスマッチしていることもあるため、インフルエンサーの得意なことをしっかり見極めましょう。

例えば、性能抜群な反面、価格の高い鍋のPRを料理系ユーチューバーに依頼するとしましょう。

しかし、依頼したユーチューバーは、安い食材で作れるお店のようなレシピを紹介する動画で人気を集めていました。

この場合、節約しながら料理をしたいと考えているファンが多いと思われます。

すると、高級な鍋をPRしたところで売れ行きはあまりよくないかもしれません。

このように、カテゴリーは合っているように見えても相性がよくないこともあるので、普段の投稿はどのようなものなのか、できるだけたくさんチェックしましょう。

8.インフルエンサーマーケティングを行う場合は、失敗事例も確認しておく

インフルエンサーマーケティングに成功するためには、過去の事例を参考にすることが大切です。

その際、成功事例だけでなく失敗事例も確認することで、やってはいけないことが分かるため成功しやすくなります。

特に本記事で見た事例のように、ステマや誇大広告、インフルエンサー選びの失敗には気をつけましょう。

インフルエンサーの選定は難易度が高いため、他社のアドバイスを参考にするのも1つの手段です。

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