「ECサイトにはどんな種類があるの?」
「自社にあったECサイトを選ぶにはどうすればいいの?」
このように悩んでいる担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ECサイトの主な種類には主に自社ECサイト、ショッピングモール型のECサイト、越境ECサイト、ダウンロード販売型のECサイトなどがあります。
自社にあったECサイトを選ぶためには、それぞれの種類の違いを見極めることが大切です。
今回の記事ではECサイトの種類における詳細、構築方法や選ぶ際のポイントについて紹介します。
これから自社でECサイトを運用する予定がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ECサイトとは、インターネット上で商品を販売するWebサイトのことを指します。
ECサイトだけではなく、Eコマースやネットショップなどと呼ばれることもあるのが特徴です。
ユーザー側はPCやスマートフォンを介して、ECサイトにアクセスして自分の好きな商品を購入できます。
実店舗とは異なり、商品を手に取ることはできませんが、ネット環境があればいつでも購入可能な点がメリットです。
近年はスマートフォンの普及により、売上も高まっており物販分野では2019年から2021年において8.61%もの成長を見せています。
参照:経済産業省
主なECサイトの種類としては、以下の4つが挙げられます。
それぞれのECサイトの種類について見ていきましょう。
自社ECサイトとは、その名の通り自社で運用しているECサイトのことを指します。
最もスタンダードな形のECサイトであり、有名なところではユニクロやNikeの例が挙げられるでしょう。
昔では自社のECサイトを構築、もしくは業者に制作してもらうのが一般的でした。
ただ、近年ではクラウドサービス型ECサイト構築サービスを活用することで、費用や手間を抑えたうえで自社のECサイトを制作できます。
予算に余裕がある場合はパッケージ制作、予算に限りがある場合はクラウドサービス型ECサイト構築を活用してみると良いでしょう。
ショッピングモール型のECサイトは、Amazonや楽天などに出店するタイプのことを指します。
モール内にサイト構築ツールが無料で用意されていることが多く、コストを抑えられるうえに手軽にサイトが構築可能です。
また、ショッピングモール自体に知名度がある場合は無名の企業や団体でもある程度の信頼性が得られます。
モール自体に集客力があるのがメリットですが、他社と差別化することを意識しないと埋もれてしまうのが難点です。
ショッピングモール型のECサイトを活用する場合は、常に独自性を維持しながら運営を続けましょう。
越境ECサイトは、海外に向けて販売を実施しているECサイトのことを指します。
より販売の幅を広げられますが、多言語対応ができるように設定する必要があります。
また、決済方法に関しても外国の方が対応できるように準備する必要があるのが難点です。
関税に関しても理解しておく必要があるので、ECサイトの中では運営する難易度が高い方に位置づけられています。
ダウンロード販売型のECサイトとは、AmazonのKindle販売、動画や音楽のダウンロード販売を行うECサイトのことです。
デジタルコンテンツの販売方法としては、以下の2つに分けられます。
手軽に販売できるのがメリットですが、同時に他者からコピーされやすいのが難点です。
購入者によって違法に複製されることがあるので、コピー対策も兼ねたうえで販売する必要があります。
ECサイトに必要な機能として、主に以下の6つが挙げられます。
機能 | 特徴 |
商品系機能 | 商品を登録、編集する機能 商品の画像や説明文など細かい情報も登録される 一括の在庫管理も可能 |
会員系機能 | 商品を購入した顧客の記録、問い合わせ内容を管理できる メールマガジンの受送信も可能 |
注文系機能 | 注文された商品や金額の管理、決済情報の管理に対応 必要な配送先情報なども保存できる場合が多い |
デザイン機能 | ECサイトのデザイン、コンテンツの追加が可能 専門的なHTMLの知識がなくても編集ができる |
販促系機能 | クーポン発行やキャンペーン実施に対応 ユーザーへのレコメンド機能がついている場合もある |
分析系機能 | アナリティクスでユーザーの購入情報を解析できる 自社の商品販売における改善のヒントになる |
これらの機能はあくまでも主な機能となっており、全てのECシステムに組み込まれているわけではありません。
興味があるサービスがある場合は、自社が求めるシステムが搭載されているのか必ず確認しましょう。
主なECサイトの構築方法として、以下の4つが挙げられます。
それぞれの構築方法について見ていきましょう。
ASP型は、ECサイト構築サービスを使ってECサイトを構築する方法のことです。
インフラやパッケージ無しでも自社ECサイトを構築できるので、費用や手間を大幅に抑えられます。
ただし、ECサイト構築サービスの制約を受けるためカスタマイズ性が低いのが難点です。
完全に自社オリジナルのECサイトが欲しい場合は、0から制作できるフルスクラッチ型での開発を行いましょう。
オープンソース型では、無償で商用利用できるソフトを用いてECサイトを構築します。
無償ソフトのため、費用が掛からない上にモール型ECサイトやクラウドサービス型ECサイトよりもカスタマイズ性が高いのがメリットです。
一方でECサイトの制作には専門知識が必要となり、求めている仕様にするには時間がかかることもあります。
また、セキュリティ更新は自社で行う必要があるため、継続した運用には手間がかかるのが難点です。
フルスクラッチ型は、0の状態から自社のECサイトを構築する手法です。
0の状態から構築するため、完全に自社オリジナルのECサイトを制作できます。
他社との差別化を図りたいという企業にとっておすすめです。
一方で、0の状態から制作するため大幅な費用が発生します。
小規模のECサイトでは制作費を回収できないリスクがあるため、大型のECサイトを制作する際におすすめな手法といえるでしょう。
パッケージ型は既存のECソフトを活用してECサイトを構築する手法を指します。
一定のライセンス料が必要ですが、デザインやカスタマイズの幅が広いので十分に独自性の高いサイトを製作可能です。
ただし、制作時にはパッケージの導入やインフラの構築に費用が掛かります。
初期投資を抑えたいという場合は、ASP型やオープンソース型の方が向いているといえるでしょう。
自社にあったECサイトを選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。
ECサイトの構築方法を選ぶ際の参考にしてみてください。
自社にあったECサイトを選ぶ際は、月商や目的を照らし合わせましょう。
小規模のECサイトを制作するのであれば、コストを抑えられるASP型やショッピングモール型がおすすめです。
一方で大規模のECサイトを制作する場合は、フルスクラッチ型やオープンソース型を選ぶと良いでしょう。
月商や目的を無視して制作を進めてしまうと、ミスマッチが発生する可能性があるので注意が必要です。
ECサイトを構築する方法ごとによって、特徴が大きく異なります。
例えばショッピングモール型はコストが安く済む一方で、他社との違いを出しづらいという特徴があります。
構築方法によってメリットデメリットが異なるので、見極めたうえで自社にあった方法を選びましょう。
ECサイトに搭載されている機能はある程度に通っていますが、細かい機能に関しては際があります。
EC上でのキャンペーンに強いECサイトもあれば、本格的な分析機能を搭載したECサイトもあります。
どのような機能が搭載されているのか確認し、自社の目的と照らしたうえで導入を検討しましょう。
近年ではECサイト上ではなく、SNS上で宣伝、販売できるソーシャルコマースが台頭しつつあります。
例えばソーシャルコマースの例として、Facebook上で商品を管理できるFacebookショップ、Instagram上で購入できるInstagramショッピングなどが挙げられるでしょう。
宣伝だけではなく直接の購入も可能なため、ユーザにとって利便性が高いのがポイントです。
また、近年では購入から利用開始までをLINEで一括で行えるLINEマーケットプレイスも登場しています。
APIを利用したシステム開発に高額な開発費をかけずに利用できるため、さまざまな企業で注目されつつあります。
株式会社INFLUでは、LINE上でECサイトを構築できる『Lea = レア』を提供しています。
Leaの最大の特徴の主なメリットは以下の4つです。
このように便利な機能を多く取り揃えているので、ご興味がある方は以下から詳細をチェックしてみてください。
ECサイトには多くの種類があり、それぞれの種類ごとにメリット・デメリットがあります。
それぞれの特徴を把握することで、自社にあった構築方法が見つかるでしょう。
今回の記事ではECサイトの種類ごとにおける特徴を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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