Instagramは10代から30代の女性に強く支持されているSNSです。
視覚的に商品やサービスを訴求することができ、ブランドの世界観を醸成できることからも、マーケティングツールとして活用されています。
ブランドに合った雰囲気を表現することができれば、それに共感したターゲットユーザーを購買に導くだけでなく、ファンへと引き上げることもできます。
そこで本記事では、Instagramでの集客が注目される理由やInstagramの集客についてメリット、ポイントなどについて解説します。
最後にはInstagramでの集客の成功事例も紹介します。
目次
近年、Instagramを使って情報を収集したり、余暇を過ごしたりする人は少なくありません。
全年代におけるInstagramの利用率は30%台に留まっているものの、10代・20代女性の利用率は80%を超えています。
また、30代女性も半数以上がInstagramを利用しています。
男性については女性よりもInstagramの利用率が低く、10代・20代でも半数程度、30代以上になると30%を下回ります。
女性向けのマーケティングツールとして有効であることがわかります。
Instagramで情報収集する人やInstagramの投稿内容を参考にして商品を購入する人も一定層存在するため、多くの事業者がInstagramを使って集客しています。
Instagramで集客することでターゲット層に商品やサービスをアプローチできる他、自社ブランドの世界観を特性のターゲットに浸透させることができます。
Instagramを集客に活用するメリットとして具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
主に以下5点が挙げられます。
それぞれについて詳しく解説していきます。
日本では約40%の人たちがInstagramを利用しています。
Instagramは幅広い世代から受け入れられるようになってきていますが、10代・20代の利用率は特に高い傾向があります。
Twitterほどの拡散力はありませんが、商品や飲食店、美容などのサービスを探す際、GoogleよりもInstagramを活用するケースが増えました。
タイムライン、検索の2つの側面から訴求することが可能です。
Instagramの投稿でメインとなるのは文字ではなく、写真や動画です。
そのため、自社のサービスや商品の世界観を伝えたり、商品の細部を伝えたりするのにも最適です。
Instagramにおいてターゲット層が好む世界観を演出できれば、ファンを増やすこともできるでしょう。
Instagramは企業から情報を一方通行で発信するのではなく、消費者とDMやコメントなどを使ってコミュニケーションをとることもできます。
Instagramを運用している企業の多くが消費者からの問い合わせにInstagram上の機能を使って回答しています。
消費者は気軽に質問でき、疑問を解消できるため、商品を購入する心的ハードルも下がります。
また、ストーリーズではフォームを設置し、消費者からのコメントや質問の回答を紹介することもできます。
Instagramには集客に便利な機能が多く搭載されています。
その中でも人気の機能はショッピング機能です。
消費者は気に入った商品があれば、Instagramを通して購入できます。
また、消費者とコミュニケーションを取れるストーリーズやブランドの認知度を広められるInstagram広告などの機能もあります。
Instagramで商品の魅力を伝えたり、消費者に役立つ投稿をすることで、ファンを増やすことができます。
自社の商品やサービスに潜在的に興味を持っている見込み顧客に対してアプローチを続けることで、店舗に足を運んでもらえたり、商品を購入してもらえたりすることもあります。
Instagramでの集客に成功するためにはポイントを押さえることが重要です。
集客に成功するポイントとして以下7つが挙げられます。
それぞれについて詳しく解説していきます。
Instagramには個人用のアカウントだけでなく、ビジネス用アカウントとしての設定もあります。
ビジネスでInstagramを使う際はビジネスアカウントとして運用することで、個人アカウントでは対象外となる機能を利用できるだけでなく、消費者からの信頼も得やすくなります。
ビジネスアカウントでは以下の機能を利用できます。
消費者はプロフィール欄からどのようなアカウントなのか判断します。
プロフィールには企業名や本社の所在地、商品やサービスの概要などを記載し、消費者が安心してフォローできるようにしましょう。
どの層にアプローチするかを明確にしておかなければ、世界観を定めることはできません。
また、万人ウケをねらった場合、どの層からも気に留められないケースも多くあります。
Instagramでの集客に成功するにはターゲット層を明確にし、マッチする投稿を行うことが重要です。
ターゲット層の知りたい内容や興味のある情報を届けることでファンを増やせるでしょう。
投稿頻度としては週に3回程度が理想ですが、少なくとも週に1回は投稿するようにしましょう。
投稿頻度が低いとターゲット層に覚えてもらえなかったり、運用中のアカウントなのか判断できなくなります。
消費者とのコミュニケーションの取りやすさもInstagramの魅力といえます。
消費者からのDMやコメントには積極的に返信するようにしてください。
消費者はDMやコメントの返信がないと不安になるだけでなく、信頼感を抱くこともできません。
Instagramにハッシュタグをつけて投稿すれば、投稿内容がそのタグに興味のある消費者の目に留まりやすくなります。
例えば、花柄のワンピースを投稿するときに「#花柄ワンピース」「#花柄ワンピ」などとハッシュタグをつけることで、花柄のワンピースに興味をもつ消費者からアクセスを得やすくなります。
Instagramには他のSNSと比較して拡散効果はありません。
多くの人にアプローチしたい場合や投稿をたくさんの人の目に留めたい場合は、他のSNSと併用して利用することをおすすめします。
例えば、Instagramの投稿後にTwitterで投稿内容をツイートすれば、多くの人の目に留まりやすくなります。
集客に便利なInstagramですが、Instagramで集客する際には注意点もあります。
Instagramにおける集客の注意点は以下の3つです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
前述のようにInstagramは他のSNSと比較し、拡散力が低い傾向があります。
例えば、Twitterは投稿内容が話題になれば、数千、数万規模の人たちの目に留まることもあります。
また、facebookはシェア機能を搭載しているため、知り合いや友人と投稿内容を容易に共有できます。
Instagramには拡散するための機能やシェアするための機能は備わっていないため、他のSNSと併せて使うことをおすすめします。
Instagramでは画像や動画が投稿のメインとなります。
投稿するためには写真や動画を撮影するための手間が発生します。
また、商品やサービスによっては画像や動画よりも文字の方が伝わりやすいこともあります。
近年、ミドル層以上の世代においても認知度が高まりつつあるものの、40代以降の利用率は男女共に半数を下回ります。
また、60代・70代の利用率は10%台、もしくはそれを下回っています。
ミドル層以上をメインターゲットにする商品やサービスの場合、多くのターゲット層に投稿を届けることは難しくなるでしょう。
ここでは、以下3つの企業におけるInstagramでの集客の成功事例について紹介します。
それぞれについて詳しく解説していきます。
スシローはユーザー参加型のキャンペーンを開催し、集客力をアップしています。
スシローは来店時の写真を「#すしで笑おう」のハッシュタグとともに投稿した人の中から抽選でお食事券が当たるイベントを開催しました。
スシローを利用している顧客はもちろん、スシローに足を運んでみようか検討している消費者にとってもメリットのあるキャンペーンとなっています。
セブンイレブンは商品の写真をおしゃれに加工した上で投稿することで、消費者に商品の魅力を伝えることに成功しました。
商品の写真を華やかに編集をすることで、消費者の目に投稿がより留まりやすくなります。
ターゲット層に合った加工を行うことで、写真を単に投稿するよりもターゲット層の目に留まりやすくなります。
フェリシモは投稿の際に適切なハッシュタグを使うことでECサイトへの集客力アップに成功しました。
ハッシュタグには「#機能バッグ」や「#靴下コーデ」など、多くのユーザーが検索するキーワードを多く利用しているため、自社ブランドの存在を幅広い層に伝えられています。
アカウントを認知してもらえるようなハッシュタグを設定することで、見込み顧客を増やしています。
Instagramは若年層の利用率が高いものの、安定的な人気のあるSNSです。
Instagramは写真や動画の投稿が中心になるため、自社のサービスや商品の魅力を視覚的に伝えられます。
Instagramを活用して商品やサービスをPRし、集客率UPを目指してみてください。
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