「Amazonで個人出品する場合ってどうすればいいの」
「出品時に気を付けるべきポイントについて知りたい」
このように悩んでいる販売者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Amazonで個人出品を始める場合、あらかじめ流れを知っておくとスムーズです。また、どのように準備すればいいのか把握することで、戸惑うことなく運営を開始できます。
今回の記事ではAmazonで出品アカウントを作る際の流れ、必要なもの、注意点について解説します。
これからAmazonで本格的に個人販売を行いたいという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Amazonで出品アカウントを作る際は、以下の流れを意識しましょう。
それぞれの流れについて、詳しく解説します。
Amazonで出品する際は、以下の流れでアカウントを作成しましょう。
審査には3営業日程度かかるので、あらかじめ覚えておくと良いでしょう。
Amazonには大口出品と、小口出品の2種類があります。
以下のような違いがあるので、出品前に把握しておきましょう。
種類 | 特徴 |
大口出品 | 月額4,900円 月に49点以上の成約の場合、大口出品の方がお得 |
小口出品 | 月額費用なし 成約1点ごとに100円がかかる |
継続して運営する場合は大口出品、不用品など単発の販売であれば小口出品がおすすめです。
審査に通った後は、自分の出品者情報を設定しましょう。
特定商取引法に基づき、店舗名や運営責任者、お問い合わせ先電話番号などの情報を記載する必要があります。
必要とされている情報に漏れ、誤りがあると、出品できません。
法律上必要となる情報なので、全て記入できているか確認して手続きを進めましょう。
個人情報はもちろん、店舗名を決めるのも大切です。
多くのユーザーに見られるため、適当に名前を付けてはいけません。
カテゴリーを絞る場合は「〇〇書店」などのネーミングがおすすめです。
個人店だと取り扱うカテゴリーが増える傾向にあるので「セレクトショップ」などの名前が良いでしょう。
店舗名が一目でわかるネーミングにして、ユーザーに覚えてもらえるようにする必要があります。
Amazonからの売上金を得るために、アカウント登録後は銀行口座を登録しましょう。
銀行口座の登録は、出品者アカウントの「支払情報」で進められます。
既存のAmazonアカウントと紐づける際は、出品専用の銀行口座を登録するのがおすすめです。
初回入金日まで登録すれば問題ありませんが、忘れないうちになるべく早く登録を済ませておきましょう。
Amazonの出品用アカウント登録に必要なものとして、以下の6つが挙げられます。
引用:Amazon
いずれか1つでも欠けてしまうと、出品できなくなるので注意しましょう。
Amazonの月額料金・手数料は、以下の表の通りです。
【月額料金】
種類 | 大口出品 | 小口出品 |
月間登録料 | 4,900円(税込)/月 | 無料 |
基本成約料 | 無料 | 100円(税別)/回 |
【手数料】
カテゴリ | 販売手数料 | 最低販売手数料 |
本 | 15% | なし |
CD・レコード | 15% | なし |
DVD | 15% | なし |
ビデオ | 15% | なし |
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話) | 8% | 30円 |
楽器 | 10% | 30円 |
ドラッグストア | ・商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%・商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
スポーツ&アウトドア | 10% | 30円 |
カー&バイク用品 | 10% | 30円 |
おもちゃ&ホビー | 10% | 30円 |
TVゲーム | 15% | なし |
PCソフト | 15% | なし |
ホーム(家具) | 15% | 30円 |
DIY・工具 | 15% | 30円 |
食品&飲料 | ・商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%・商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | なし |
ベビー&マタニティ | ・商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%・商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15% | 30円 |
服&ファッション小物 | ・1商品あたりの売上合計が3,000円以下の部分については、商品代金の12%・1商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8% | 30円 |
引用:Amazon
Amazonで個人出品する際、以下の流れで進めるのがおすすめです。
詳細について、詳しく解説していきます。
Amazonで個人販売を始める場合は既存商品の登録と、オリジナル商品の登録のどちらかで商品を登録します。
既存商品で中古商品を販売する場合は、販売価格と商品状態を記載することが大切です。
状態が悪い場合や破損個所がある場合は、必ず記載する必要があります。
正しい状態を記載せずに出品するとユーザーとトラブルにつながる可能性もあるので、注意しましょう。
商品情報を登録した後は、FBAか自分で発送するか決めましょう。
FBAとはAmazon倉庫に商品を送り保管してもらい、商品が売れ次第発送するシステムです。
都度手数料がかかりますが、その分出品者に負担がかかりません。
はじめは個人で発送し、販売数が増えてきたらFBAに切り替えると良いでしょう。
Amazonで出品する場合は、Amazonの広告を使って集客するのがおすすめです。
購買意欲の高いユーザー層にアプローチできるので、売上につながりやすくなります。
ただし、Amazonの広告は大口出品プランを選んだ方のみ出稿できます。
広告を出稿したい場合は、大口出品に切り替えましょう。
Amazonで出品する際の注意点として、以下の5つを解説します。
重要な部分なので、1つずつじっくり確認していきましょう。
Amazonは大手のECプラットフォームということもあり、厳しいルールを設けているのが特徴です。
例えば、以下のように出品禁止ジャンルを設定しています。
こちらのページでも詳細をチェックできるので、出品する前に確認しておきましょう。
Amazonでは、販売手数料がかかります。
商品ジャンルごとに手数料が異なるので、自分が出品するジャンルごとの手数料を把握しておくのが大切です。
ジャンルによっては細かいルールが設けられている場合もあるので、十分にチェックしておきましょう。
Amazonで出品する際、プロフィールに住所・本名・電話番号を載せる必要があります。
住所、電話番号はバーチャルオフィスやレンタルオフィスの利用で借りられますが、氏名は本名での設定が必須です。
本名を公表したくないという場合は、Amazon以外のプラットフォームで出品しましょう。
マーケットプレイス保証とは、購入者が出品者から安心して購入してもらうために設けられた保証プログラムです。
出品者から購入したユーザーは、配送料を含めた購入代金の返金を申し出ることができます。
不具合、損傷、商品説明と異なる場合などで返品される場合がほとんどなので、配送前に商品状態を必ず確認しておきましょう。
Amazonでは、偽物商品や盗作商品の出品を防ぐために出品制限を設定しています。
特に実績の少ない出品者は、制限をかけられることが多いのが難点です。
出品実績を重ねるごとに制限をかけられなくなる傾向があるので、活動を地道に続けていきましょう。
近年ではECサイト上ではなくSNS上で宣伝、販売できるソーシャルコマースが注目されています。
例えばソーシャルコマースの例として、Facebook上で商品を管理できるFacebookショップ、Instagram上で購入できるInstagramショッピングなどが挙げられるでしょう。
宣伝だけではなく購入も可能なため、ユーザーにとって利便性が高いのがポイントです。
近年では購入から利用開始までLINEで一括で行えるLINEマーケットプレイスも登場しています。
高額な開発費をかけずに手軽に利用できるため、さまざまな企業で注目されているのです。
株式会社INFLUでは、LINE上でECサイトを構築できる『Lea = レア』を提供しています。
Leaの最大の特徴の主なメリットは以下の4つです。
このように便利な機能を多く取り揃えているので、ご興味がある方は以下のURLから詳細をチェックしてください。
Amazonで出品する場合、準備するものや注意事項を事前に把握しておくことが大切です。
抜け漏れがあると、出品手続きを進めることができません。
今回の記事では、Amazonで出品する際に必要なものを網羅的に掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。
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『Lea = レア』は、誰でも簡単にECサイトを構築できることをコンセプトにしたサービスです。
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