「LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい」
「リッチメニューにこだわってサービスへ誘導したい」
このように考えている担当者の方も多いのではないでしょうか。
LINE公式アカウントの機能の1つであるリッチメニューをうまく活用すれば、LINEでのマーケティング活動をより効率化できます。
そこで今回の記事では、LINEのリッチメニューとデザインについてわかりやすく解説します。
デザインに使える素材サイトも合わせて紹介しますので、LINEマーケティングで結果を出したい人は必見です。
目次
LINEリッチメニューは、LINEを開いたときに表示されるトーク画面下部にあるメニューです。
画面の一番下に固定されているので、メッセージを配信しても埋もれることなく、ユーザーにいつでも見てもらえます。
トークルームの中でも占有率が高いため、ユーザーの目に留まりやすく、高いクリック率を誇るのが特徴です。
LINEリッチメニューは、LINE公式アカウントを持っている人であればプランに関係なく利用できます。
LINE公式アカウントでの集客を強化したい方は、まずLINEリッチメニューを見直してみてはいかがでしょうか。
引用:LINE
LINEリッチメニューと混同しやすいのが、画像とテキストを配信できるLINEリッチメッセージです。
リッチメッセージはメッセージとして配信されるので、配信時にユーザーに通知が届きます。
一方のリッチメニューはトーク画面に常設されているので、更新してもユーザーに通知は届きません。
リッチメニューは常に固定されていますが、リッチメッセージは古いものから表示されなくなるのが両者の違いです。
リッチメニューに使えるアイコンなどは、無料の素材サイトでもダウンロード可能です。
ここからは、上記のおすすめの素材サイト4選を紹介します。
引用:イラストAC
イラストACは無料でアイコンがダウンロードできる素材サイトです。
数多くのクリエイターが素材をアップロードしているため、リッチメニューに適したアイコンが見つかります。
登録されている素材はすべて無料でダウンロードでき、加工や商用利用も可能です。
無料会員は1日のダウンロード数が9点までに制限されています。
多くのイラストをダウンロードしたい場合は、有料のプレミアム会員への移行も検討しましょう。
illust STAMPOは、TOPECONHEROESが運営するイラストサイトです。
LINEのスタンプ向けに制作したイラストを素材として提供しています。
スタンプ以外の用途であれば、20個まで素材を無料でダウンロード可能です。
20個以上ダウンロードしたい場合は、TOPECONHEROESのスタンプを購入することで追加で20個ダウンロードできます。
元々スタンプ向けに作られているため、リッチメニューとの相性がよいのが強みです。
FLAT ICON DESIGNはフラットデザインのアイコン素材がダウンロードできるサイトです。
アイコンの質が高く、ダウンロード時に背景の有無や影をつけるかなど、細かい設定もできます。
すべてのアイコンが同じテイストで制作されているので、使用することで統一感のあるリッチメニューが制作できるでしょう。
PC・ビジネスや日用品・動物などカテゴリーからリッチメニューに合わせたアイコンが探せるのがうれしいポイントです。
もしカテゴリーからアイコンが見つからない場合は、検索ボックスを活用しましょう。
引用:ソコスト
ソコストは「ソコソコ使えるシンプルなイラスト」をコンセプトにしている素材サイトです。
人物・ポーズ・ビジネス・お金など8つのカテゴリーから、フラットで使いやすいアイコンをダウンロードできます。
ソコストでダウンロードしたアイコンは無料で商用利用が可能で、クレジット表記も必要ありません。
イラストACやFLAT ICON DESIGNと比較するとアイコン数は少ないですが、シンプルで使いやすいのが特徴です。
検索機能も使えるので、リッチメニューに適したアイコンを見つけられるでしょう。
LINEリッチメニューのデザインを作成する際は、以下の4つのツールが役立ちます。
ここからは、それぞれのツールの特徴について見ていきましょう。
引用:LINE公式アカウント
LINE公式アカウントには、リッチメニューやリッチメッセージを簡単に作成できるイメージメーカーというツールがあります。
リッチメニューを作成するのに適しており、デザインに慣れていない人でも問題ありません。
作成中は画面の左側にプレビュー画面が表示されるので、リッチメニューがどのような状況になっているかが一目でわかります。
無料で使えるので、まずはイメージメーカーでのリッチメニュー作成がおすすめです。
引用:Canva
イメージメーカーよりこだわったリッチメニューを作りたいという人には、Canvaをおすすめします。
Canvaは無料で使えるオンラインのグラフィックデザインツールです。
Canvaでは、LINEリッチメニューに対応するテンプレートが複数用意されているのが特徴です。
好みのテンプレートを選んで写真や文言をアレンジするだけで簡単にリッチメニューを作成できます。
イメージメーカーでは対応できないフォントの切り替えや写真の追加ができるので、デザインの幅が広がるといえるでしょう。
引用:illustrator
グラフィックソフトで有名なillutratorもリッチメニューを作れるツールの1つです。
illustratorは基本的に有料ですが、登録から7日間に限って無料で使用できます。
文字や図形を自由に配置でき、図やイラストが描きやすいので、細部までこだわったリッチメニューを作成可能です。
自由度が高く直感的な操作ができるillustratorは、デザインに慣れていない人でも使いやすいといえるでしょう。
イメージメーカーやCanvaより、さらにこだわったリッチメニューを使いたい人におすすめのツールです。
引用:Pixlr
Pixlrは登録不要のオンライン画像ツールで「Pixlr X」と「Pixlr E」の2つのサービスがあります。
どちらもアカウント登録が不要で無料で使用可能です。
LINEリッチメニューはどちらのサービスでも作成できますが、簡単に作りたいのであればPixir Xを使用しましょう。
Pixirは写真の明るさを調整したり、レイヤー機能が使えたりとワンランク上のリッチメニューが作成できます。
LINEリッチメニューを作成する際は、以下の3点に注意する必要があります。
それぞれの注意点について見ていきましょう。
LINEリッチメニューのサイズは、以下の3種類です。
LINE公式アカウントのリッチメニューとして登録するためには、上記3種類のいずれかにしなければなりません。
またアップロードする際は、ファイル容量を1MB以下にする必要があります。
せっかくこだわってリッチメニューを作ったのに、登録できなければ意味がありません。
リッチメニューを作るときは、必ず画像のサイズと容量を確認するようにしましょう。
リッチメニューを作成するときは、常にユーザーが見やすいかどうかを考えましょう。
デザインに統一感がなかったり、情報を盛り込みすぎたりするとユーザーが見にくいと感じてしまいます。
一度見にくいとユーザーに思われると離脱の原因になってしまうので、注意が必要です。
リッチメニューにこだわるのはよいことですが、常にユーザーファーストの視点を忘れてはいけません。
定期的にリッチメニューを更新して、ユーザーの反応がよくなるデザインを見つけていきましょう。
リッチメニューが完成したら、1人だけではなく複数人で確認する癖をつけましょう。
デザインの見やすさは人によって差があるため、より多くの人が見ることで問題を察知しやすくなります。
画面は見にくくないか、タップしやすいデザインになっているかなど項目を決めてチェックすることが大切です。
リリース後に問題点が出てきた場合も、すぐに改善案を関係者で協議しましょう。
振り返りと改善を継続することで、ユーザーの反応率がよいリッチメニューに近づいていきます。
LINEリッチメニューはLINEマーケティングで結果を出すためには欠かせません。
今回の記事で紹介したサイトやツールを活用して、サービスに合ったリッチメニューを作成しましょう。
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